【素材・場所別】カビの取り方基本編!カビの種類を見分けて掃除する
「カビが発生してしまった!」
「カビはどうやって掃除するのが正解?」
「カビは拭くだけで大丈夫?」
こんなことをお考えではないでしょうか?
カビを確実に掃除するには、適した洗剤と掃除方法で除去しなければなりません。
実はカビは種類ごとに適した掃除方法が異なるので、カビの特徴に合わせて掃除方法を変える必要があるのです。
家で発生し、繁殖しやすいカビは以下の通りです。
【家に発生・繁殖しやすいカビ】
- 黒カビ
- アオカビ
- 赤カビ
- ススカビ
の4種ですが、上記以外にもカビの種類があり、なかには病気の原因になる危険なカビも存在します。
カビを掃除するときに大切なのは「根絶」「除菌」です。これら2つの要素を心がけるとカビの再発が防げるだけでなく、カビが周囲に移る心配も無くなります。
またカビ掃除の後は、徹底した除菌が重要。カビは根元から除去し、カビが発生する環境を無くすのが大切です。
実際、頑固なカビを掃除できたと思ったら数日で同じ場所に発生していたり、カビに気付かず大切な物をカビさせてしまったり、適切な処理を行わないとカビによるトラブルが発生しやすくなります。
そんな状況にならないためにも、本記事では以下についてまとめています。
【カビによるトラブルを防ぐ方法】
- 素材別のカビの掃除方法
- 場所ごとのカビの掃除方法
- カビの種類と適切な掃除方法
- カビ掃除の注意点
- カビを発生させない環境づくり
この記事を読めば、億劫なカビ掃除もより手軽にできますよ!
【素材別】カビの取り方を徹底解説
場所 | 掃除方法 |
---|---|
天井・壁紙 | 酢でカビを浮かせた後重曹水で浸け置き |
ゴム製品 | 塩素系洗剤をラップで浸け置き |
布製品 | 軽いカビは重曹。落ちない場合は酸素系漂白剤 |
革製品 | エタノールで拭き、専用のクリーナーを使う |
天井や壁紙は酢+重曹でカビを取る
水拭きができる壁は酢と重曹を使ってカビをとります。ポイントは酢で浮かしてから、重曹で根本から確実にカビをとること。酢も重曹も壁にスプレーしたら、数分置くことでよりカビが取れやすくなります。
<用意するもの>
- 酢(水で2倍に薄める)
- 重曹:小さじ1
- 水:100ml
- 雑巾
- 歯ブラシ
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル(2本あると便利)
<下準備>
ホコリを取り除いた壁に、水で2倍に薄めた酢をスプレーする
<掃除方法>
1 | 重曹小さじ1+水100mlをまぜた液体をスプレーする |
2 | 5分~7分放置する |
3 | 雑巾で拭き取る。頑固なカビは歯ブラシで擦るのがおすすめ |
4 | エタノール含ませた布で壁を拭き、除菌する |
水はけのよい壁紙で上記の方法が効かない場合は、ジェルタイプの塩素系漂白剤がおすすめ。長く付けておくと脱色作用で色落ちする可能性もあるので、歯ブラシで軽くこすってすぐに水拭きします。
確実に拭き取るために、水拭き→乾拭きの順に行ってみてください。
また水を吸収しやすいタイプの壁紙には、塩素系漂白剤が使えません。水をよく吸う壁紙向けに中性洗剤や、酸性洗剤が販売されているので市販の製品を使うのがおすすめです。
▽壁紙タイプ別・カビ掃除まとめ
壁紙の種類 | 掃除方法 |
---|---|
水はけのよい壁紙 | ①酢+重曹によるつけ置き掃除 ②塩素系漂白剤 |
水を吸収しやすい壁紙 | 酸性洗剤や中性洗剤※塩素系漂白剤は使えません |
<おすすめの製品>
重曹の【激落ちくん】
重曹+お酢 台所クリーナー
ゴム製品に発生したカビは塩素系洗剤+ラップで密着させる
ゴム製品のカビ掃除は、カビにしっかり洗剤を密着させるのがポイント。泡タイプの洗剤でも同じ場所にとどまらせるのは難しいので、上からキッチンペーパーやラップでしっかり押さえつけます。
<用意するもの>
- 塩素系洗剤(次亜塩素酸ナトリウムが入ったカビ取り剤)
- ラップ
- キッチンペーパー
- 歯ブラシ
- 水を拭くための雑巾
<掃除方法>
1 | ゴム製品に洗剤をスプレーする |
2 | キッチンペーパーを被せる |
3 | キッチンペーパーの上からさらに洗剤をスプレーする |
4 | ラップを被せる |
5 | 20~30分放置(様子を見て落ちていなければさらに30分放置) |
6 | 歯ブラシで汚れをこすり落としたら洗剤をしっかり落とす |
<おすすめ製品>
カビキラー
カビ取り剤 スパイダージェル
布製品のカビは重曹か酸素系漂白剤で付け置き洗い
布製品はカビの程度によって洗剤を使い分けます。
あまりカビが酷くない場合は、重曹水を。重曹水で落ちなければ酸素系の漂白剤を使って落とします。ただし漂白剤は、十分に色落ちチェックを行ったうえで使用してください。
<用意するもの>
- 重曹
- 水
- 酸素系漂白剤
- 綿棒や歯ブラシ
- スプレーボトル
- 消毒用エタノール
<下準備>
重曹小さじ1+水100mlで重曹水を作る。重曹水はスプレーボトルに入れる。
<掃除方法>
1 | カビの気になる部分に重曹水をスプレーする |
2 | 歯ブラシや綿棒でカビを優しく擦り取る |
3 | 水でしっかり洗い流す |
4 | 消毒用エタノールを吹きかけて乾燥させる |
重曹で落とせなかった場合は、酸素系の漂白剤で落とします。おすすめは絹やウールにも使える、液体タイプの漂白剤。酸素系漂白剤は洗浄力には劣りますが、繊維に優しいのが特徴です。
<掃除方法ー重曹水で落ちなかった場合ー>
1 | 目立たない部分で酸素系漂白剤の色落ちテストを行う |
2 | 40℃~50℃のお湯と漂白剤を混ぜたところに浸け置きする |
3 | 1時間放置する(汚れがひどい箇所は原液を付けて1時間) |
4 | 洗濯機で洗う |
<おすすめ製品>
シャボン玉 酸素系 漂白剤
革製品のカビはエタノールや革製品用のクリーナーで
革製品のカビは専用のカビ取りクリームを使うのがおすすめです。重曹や天日干しといった方法もありますが、繊細な革を傷つけずにカビをとるには、専用のクリームを使いましょう。
<用意するもの>
- 汚れ落とし用のブラシ
- カビ取りクリーナー
- 保湿クリーム
- 使い捨てできる布
<掃除方法>
1 | ブラシでホコリや土を落とす |
2 | カビ取りクリーナーを布につけてカビをこする |
3 | クリーナーを拭き取って保湿クリームをつける |
4 | 余分な油分を落として1時間陰干しする |
5 | 使っていない布で乾拭きする |
革製品にクリームを付けるときは、まず布に適量をとってから革本体に塗りつけます。また革は切れ端を活用し、汚れた部分は革につけないよう注意しましょう。
<おすすめ製品>
M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)モールドクリーナー
M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)レザーデリケートクリーム
【場所別】カビの取り方を徹底解説
カビはできる場所ごとに種類が違うため、掃除の仕方も場所によって分けるのがおすすめ。ここでは場所別にカビの取り方をご紹介します。
今回紹介するのは、以下の7つの場所です。
場所 | 種類できやすいカビの種類 |
---|---|
お風呂場 | 黒カビ・赤カビ(ヌメリ) |
窓際 | 黒カビ |
フローリング | 黒カビ |
畳 | 青カビ・黒カビ・麹カビ |
エアコン | 黒カビ・青カビ・麹カビ |
洗濯機 | 黒カビ |
布団 | 黒カビ・緑カビ・赤カビ |
お風呂場
お風呂場に発生しやすいカビは黒カビ・赤カビの2種類。ちなみにお風呂場に発生する赤いヌメリも赤カビの一種です。
このうち頑固なのが黒カビ。黒カビは菌糸によって根深く張り付いているので、擦っただけでは除去できない場合もあります。一方ヌメリは専用の洗剤をかけて放置。その後少し擦れば簡単に落とせます。
<用意するもの>
- 塩素系カビ取り洗剤(スプレータイプ)
- ジェル状カビ取り洗剤
- 乾いた布
- 歯ブラシ
- スポンジ
- キッチンペーパー
- ラップ
- 手袋
※洗剤の成分で気分が悪くなる可能性があるので、換気をしっかり行ってください
<掃除方法>
1 | カビている部分の水分を拭き取る |
2 | カビ取り洗剤をかける(ゴム製品にはジェルタイプを使いましょう) |
3 | ゴム製品や隅・角にはキッチンペーパーをかぶせて再び洗剤をかける |
4 | カビがひどい箇所にはラップをかけておく |
5 | 60分放置 |
6 | シャワーでカビ取り洗剤を洗い流す |
7 | スポンジやブラシで残っているカビをこすり落とす |
8 | 50℃以上のお湯を全体的にかける |
9 | できれば浴室は乾燥させておく |
8番の50℃以上のお湯をかける工程がポイント。カビは高温で死滅するので、お湯をかけてカビが再び発生するのを防ぐ効果があります。
火傷に十分注意して行ってください。
窓際
結露や外気で湿りやすい窓際には、黒カビがよく発生します。そんな窓際のカビ掃除は、黒カビ用の掃除方法を徹底的に行うのがポイント。
用意する洗剤は、塩素系の洗剤、セスキ炭酸ソーダ、重曹どれでもOKです。環境や身体に負担の少ないものを使いたい場合は、セスキ炭酸ソーダや重曹がおすすめ。
<用意するもの>
- 塩素系カビ取り洗剤
- セスキ炭酸ソーダ
- 重曹
- キッチンペーパー
- サランラップ
<掃除方法>
1 | 水分をしっかり拭き取る |
2 | キッチンペーパーを置き、その上から洗剤をかける |
3 | サランラップをかけて5~10分放置する |
4 | しっかり洗剤を拭き取る |
サッシに使われているゴムパッキンは耐久性に乏しいので、洗剤をかけてから放置しすぎないように注意してください。
フローリング
もともとフローリングにはカビが発生しにくいと言われていますが、長期間上に家具が設置されていた場所や、湿気が貯まりやすい場所には黒カビが発生します。素材が痛まないか、しっかり確認しながら行うのがポイントです。
<用意するもの>
- 消毒用エタノール
- 水拭き用の布
- 乾拭き用の布
- つまようじ
<掃除方法>
1 | カビが生えている部分を水拭きする※使った布は再利用せず捨ててください |
2 | 消毒用エタノールをかけて乾拭きする |
3 | フローリングの隙間に入り込んだカビは、つまようじでかき出す |
4 | 乾拭きしてカビが残っていないか確認する |
5 | カビが残っている場合や取れない場合は塩素系洗剤を使う |
比較的カビが掃除しやすいフローリングでも、根深く張り付いている場合があります。そのときはフローリングに使える、木材用の塩素系洗剤を使いましょう。
このとき漂白剤は使用しないでください。フローリングが色落ちし、取り返しが付かなくなってしまいます。
カビホワイト カビソフト除去スプレー
畳
畳は素材として使われている「イ草」そのものがカビの餌になるので、湿度が高い部分はカビが繁殖しやすくなります。またイ草は湿気を吸収する力もあり、イ草にこもった湿気でカビが発生する場合もあります。
<用意するもの>
- 天日干しできる広い空間
- 消毒用エタノール
- 歯ブラシ
- 布
カビがひどい、または広範囲に広がっている場合は1番から行ってください。一部に軽いカビが発生している場合は2番から行います。
<掃除方法>
1 | ホコリを落として乾拭きし、3~4日天日干しする(表裏を裏返しながら) |
2 | 消毒用エタノールをかける |
3 | 20分~30分放置する |
4 | 歯ブラシで奥に入ったカビをかき出す(畳を傷つけないように畳目に沿って) |
5 | 清潔な布で乾拭きする |
エアコン
エアコンには黒カビのほか、麹カビや青カビが発生します。エアコンの内部は掃除できないので、フィルターや奥の熱交換器を重点的に掃除します。
内部を掃除する場合は、清掃の専門業者に依頼しましょう。
<下準備>
- コンセントを抜く
- 内壁が汚れないようにビニールとテープで養生する
- フィルター部分を取り外す
<用意するもの>
- 掃除機
- ブラシ
- スポンジ
- エアコン掃除用の洗剤
- 養生テープ
- ゴミ袋やシートなどのビニール
- 雑巾
<掃除方法>
1 | フィルターのホコリを掃除機で吸い取る |
2 | フィルターを水洗いする状況に応じてブラシや洗剤を使う |
3 | エアコン内部に溜まっているホコリを掃除機で吸い取る |
4 | 洗剤とスポンジ・ブラシを使って丁寧に汚れを落とす |
5 | 送風モードで乾燥させる |
<おすすめ製品>
カビ取り侍 液スプレー
洗濯機
洗濯機は水分が乾きにくく、カビが発生しやすい場所。水分の多い場所に発生しやすい黒カビが多く発生します。
カビ菌を除去する熱湯と、洗剤を使いながら、浸け置きして掃除するのがポイントです。
<用意するもの>
- 40℃~50℃のお湯
- 酸素系漂白剤(粉タイプ)
- ゴミ取り用ネット
<下準備>
40℃~50℃のお湯を入れて汚れをふやかす
ゴミ取り用ネットが無ければ、古い針金ハンガーとストッキングでハンガーネットを作る
(ハンガーにストッキングを被せるだけで完成!)
<掃除方法>
1 | 酸素系漂白剤おおよそ500gをお湯の中に入れる |
2 | 15分~30分洗濯機を回す |
3 | 洗濯機を止めて2時間待つ |
4 | 再び10分ほど洗濯機を回す |
5 | ハンガーネットで浮いてきた汚れを取る |
6 | 一度排水して、新しい水で洗濯機を回す |
7 | 汚れが無くなるまで5番と6番を繰り返す |
布団
布団は使用中に加え、収納時にもカビが発生します。布団に発生するカビは黒カビや緑カビが大半を占めます。
布団のカビは軽いものなら落とせますが、根深く範囲が広いものは諦めて買い替えましょう。
<用意するもの>
- キッチンペーパー
- 重曹
- 消毒用エタノール
- ゴム手袋
- 酸素系漂白剤(洗えるシーツやカバーは漂白剤の使用がおすすめです)
- スプレーボトル
<下準備>
水100mlに重曹小さじ1を入れて、重曹水スプレーを用意する
<掃除方法>
1 | 湿らせたキッチンペーパーでカビを軽く拭き取る |
2 | 重曹水をスプレーする |
3 | 5~10分放置 |
4 | 浮いたカビを拭き取る |
5 | 消毒用エタノールをスプレーして拭き取る |
6 | 天日干ししてしっかり乾燥させる |
カビを掃除する際の注意点をご紹介
カビ掃除には洗剤や薬剤を使用しますが、洗浄効果が強い分、掃除方法に注意しなければなりません。
またカビは「菌糸」によって広がっていくので、掃除して目に見えなくなってもカビの原因になる菌糸は残っているという場合があります。そのため菌糸を広げないように、しっかり死滅させる必要があります。
▽カビ掃除のときの注意点
- 漂白剤・洗剤は見えないところで色落ちテストを行う
- 塩素系と酸素系の洗剤は絶対に混ぜない
- カビを拭き取ったタオルは再利用しない
- カビ掃除の際は必ず換気を行う
▽カビを広げないようにする工夫
- カビっぽいホコリは掃除機で吸う
- カビを吸った掃除機のフィルターはしっかり掃除する
- カビを掃除した道具は再利用しない
- 取り外せるものはできるだけ室外で掃除を行う
- 「浸け置き」でカビの菌糸までしっかり取り除く
カビ掃除の基本は、根元までしっかり取り除くことです。再びカビが発生しないように、付け置き洗いで死滅させましょう。
カビは発生させないのが大切!カビ防止の基本をご紹介
日頃からカビを発生させないようにする努力が、掃除の手間を軽減させます。
カビ防止には以下の3つを意識してみましょう。
【カビ防止のポイント】
- カビの発生しやすい温度と湿度を避ける
- 湿ったまま放置しない
- カビの栄養になる汚れを放置しない
カビが発生しやすい温度20℃~30℃・湿度70%以上の環境を作らない
カビを発生させないために、日頃から除湿と温度調整を行いましょう。なかでも除湿を徹底的に行うのがおすすめ。水分はカビの栄養になるので、取り除きましょう。
カビは以下の条件で発生しやすくなります。
【カビが発生しやすい条件】
- 温度20℃~30℃
- 湿度70%
以上で発生しやすくなります。
お風呂場や洗面所、キッチンなど湿気が多く、温度が上昇しやすい場所にカビが多いのはこのためです。
おすすめは除湿剤の利用。お風呂場や洗面所は限界がありますが、キッチンの収納棚や下駄箱、押入れ、リビングなら除湿剤を使えばカビの発生を抑制することができます。
おすすめは場所を問わずに使える「炭八」。炭八は炭の機能を利用した除湿剤で、普通の除湿剤とは異なり、半永久的に使えます。また天日干しの手入れが不要な手軽さも魅力。
薬品をこぼす心配もないので、安心・安全の除湿剤をお探しの方におすすめです。
濡れたものはしっかり乾燥させる
湿気だけでなく、生乾きの衣類や布団を乾かさずに収納するのもカビの原因になります。また濡れた物が乾くときに発生する蒸気によって、周囲の湿度が高くなるので周囲にカビの発生源を与えてしまう可能性もあります。
天日干しできるものはできるだけ天日干しし、しっかり乾いたことが確認できてからしまうようにしましょう。
カビの餌になる菌を放置しない+徹底除菌
カビは消毒用エタノールやアルコールを利用すれば、ある程度抑制することができます。エタノールを使用した消毒を、掃除の仕上げや定期的に行うことでカビを発生しにくくさせます。
カビを放置すると起こるトラブル
カビを放置するとどのようなトラブルが発生するのでしょうか?カビを放置することで起こりやすくなるトラブルは以下の通りです。
【カビを放置すると起こるトラブル】
・嫌な臭いを発生させる
・健康被害を引き起こす可能性がある
・木材が腐食する
ここではそれぞれのトラブルについてさらに詳しく解説していきます。
嫌な臭いを発生させる
カビが発生するとホコリっぽいような嫌な臭いを感じる場合があります。カビが発生した部分には汚れが溜まりやすく、さらに強い悪臭を発生させる場合も…。普段から掃除をしていても嫌な臭いがしたり、ホコリっぽいような悪臭を感じたりする場合には特に注意が必要です。
健康被害を引き起こす可能性がある
カビを放置すると起こるトラブル2つめには、健康被害を引き起こすことが挙げられます。カビが出す胞子が原因で、「シックハウス症候群」を引き起こす可能性があるのです
近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。 |
(引用:厚生労働省 シックハウス対策のページ(1)シックハウス症候群とは)
不衛生な環境に長時間いることで体調を崩してしまう場合があります。シックハウス症候群を引き起こさないよう注意しましょう。
木材が腐食する
カビが発生すると起こりやすいトラブル3つめには、木材や素材が腐食することが挙げられます。木材のカビを放置すると、どんどんカビが繁殖し木材を腐らせてしまうのです。さらに、カビを餌にしてダニなども発生し、木材がどんどん傷んでしまいます。家を守るためにもしっかりとカビ取りを行いましょう。
お部屋のカビ予防には【炭八】の使用がおすすめ!
カビを予防するためにはお部屋の湿度を最適に保つことが大切です。調湿剤の【炭八】を使用すれば常に快適な湿度に保つことができます。炭八は湿気を吸ったり吐いたりすることでお部屋の湿度を調節してくれます。半永久的に使用できるため、コスパを重視したアイテムを探している方にもおすすめです。
場所や素材に合わせてカビの掃除方法を変えよう!
カビをより効率的に、徹底的に排除するには場所や素材に合わせて最適な掃除道具を選ぶのが大切です。
今回は場所と素材別に掃除方法と掃除グッズをご紹介しました。場所によっては使用できない洗剤もあるので、使用前にしっかり取扱説明書を読んで使うようにしてください。
部屋全体のカビ臭さが気になる方は「部屋がカビ臭い!カビ臭さの対策方法や部屋にカビが発生する原因を紹介!」もチェックしてみてくださいね!
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