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[監修] 住環境コーディネーター他

花井 千赴

リノベーション・不動産・新築・エクステリアをワンストップで手掛ける
株式会社ユニテ 代表取締役社長

窓を開けずに換気をする方法は?窓の個数に応じた換気方法や換気のメリットを紹介!

換気

「空気を入れ替えたいが窓は開けたくない…」

「窓を閉めたままで室内の空気を入れ替える方法が知りたい」

このようなことをお考えの方は多いのではないでしょうか?

結論からいうと、窓を開けなくても換気を行うことは可能です。

本記事では以下について解説していきます。

窓を閉めたまま空気を入れ替える方法
  • 窓を閉めた状態でできる換気方法
  • 部屋や場所ごとに適した換気方法
  • 季節や気候ごとの最適な換気方法

この記事を読めば窓を開けないで空気の入れ替えができ、いつでも新鮮な空気の部屋が保てますよ!

窓を開けずに換気をする方法は?

窓を閉めたまま換気を行うにはどんな方法が適しているのでしょうか?窓を閉めたままできるおすすめの換気方法は以下の通りです。

窓を閉めたままできるおすすめの換気方法
  • 24時間換気を稼働する
  • サーキュレーターや扇風機を使用する
  • 部屋の扉を開ける

ここではそれぞれの方法について詳しく紹介していきます。

24時間換気を活用する

窓を閉めたまま空気を入れ替える方法の1つめには24時間換気の活用が挙げられます。24時間換気とは吸気口と排気口を設置して室内の空気を入れ替える装置のことです。24時間換気を稼働していれば、窓を閉めた状態で空気の入れ替えができます。

扇風機・サーキュレーターを使用する

窓を閉めたまま行える空気の入れ替え方法の2つめは扇風機やサーキュレーターを活用することです。サーキュレーターとは直線的で強力な風を起こす家電です。窓を開けたくない場合には扇風機やサーキュレーターによって空気を効率よく排出できます。

部屋の扉を開ける

窓を閉めたまま空気を入れ替えられる方法の3つめには部屋の扉を開けることが挙げられます。部屋の扉を多く開けることで、空気を循環させられます。さらに効率よく空気の循環を行いたいなら、扇風機やサーキュレーターを併用して換気を行うのがおすすめです。

目的に合わせた換気方法

換気したい部屋の特徴などに合わせて、どのようなポイントに気を付けて換気を行えばいいのでしょうか?以下の目的に合わせた換気の方法を紹介します。

目的に合わせた換気の方法
  • 家全体の空気を入れ替えたい場合
  • リビングだけの空気を排出したい場合
  • 寝室のみを換気する場合

目的に合わせた最適な換気方法が知りたい方はぜひチェックしてみてください。

家全体の空気を入れ替える場合

家全体の空気を窓を開けないで入れ替えたい場合には、24時間換気システムの活用がおすすめです。24時間換気システムを稼働し、全ての部屋の扉を開けると効率よく家全体の空気を循環させられます。

リビングだけを換気する場合

リビングの空気を入れ替える場合には、リビングの扉を開け扇風機やサーキュレーターを稼働するのがおすすめです。この時にサーキュレーターをリビングの外に向けることで、リビングの汚れた空気を排出できます。加えて、換気扇の使用でより効果的に空気を入れ替えられます。

寝室のみを換気する場合

寝室だけの空気を入れ替えたい場合には、寝室と廊下をつなぐ扉を開け、サーキュレーターや扇風機を活用するのがおすすめです。また、24時間換気システムがある場合には必ず稼働させておきましょう。寝室に近い部屋の扉も開けておけばさらに効果的に空気を循環させられます。

季節や天気に合わせた換気方法

季節や天気ごとにどんなポイントに気を付けて換気をすればいいのでしょうか?ここでは、天気や季節に合わせた換気方法を紹介します。

季節や天気に合わせた換気
  • 夏の換気方法
  • 冬の換気方法
  • 雨の日の換気方法

夏の換気方法

暑い季節に換気をしたい場合には、エアコンの冷房機能を併用するのがおすすめです。しかし、室内が密閉されて空気が熱いままでは十分に部屋を冷やせません。そのため、エアコンを稼働させる前に扇風機やサーキュレーターを使って空気を入れ替えましょう。また、エアコンをつけたままサーキュレーターを稼働すれば、広い部屋でも隅々まで冷気をいきわたらせることができます。

冬の換気方法

寒い季節に換気を行う場合には、暖房で部屋を温めてから換気を行うのがおすすめです。起床時や帰宅時にはまず暖房を付け、室内を十分に温めてから扇風機やサーキュレーターを稼働しましょう。十分に部屋が温まったら扉を開けて空気を入れ替えます。寒さが気になる場合には換気の時間を短くするなどの工夫を行うのもおすすめです。

雨の日の換気方法

雨の日に換気をする場合には、扇風機やサーキュレーターを積極的に活用するのがおすすめです。窓を開けると雨が入ってきてしまうので、部屋の扉のみを開けるようにします。湿気や湿度が気になる場合には除湿機などを併用して湿度の調節を行いましょう。

まとめ

今回は、窓を閉めたままでできる空気の入れ替え方法や、換気の目的や天気・季節に応じた空気の入れ替え方法を紹介しました。24時間換気システムなどを使用することで、窓を閉めた状態でも汚れた空気を入れ替えられます。今回の内容を参考にして、どんな季節や天気でもきれいな空気のお家を保ってくださいね!

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