換気しないとどうなる?換気しないと起こるトラブルや正しい換気方法について解説!
「換気をしないとどんなトラブルが発生する?」
「正しい換気方法が知りたい」
このようなことをお考えの方は多いのではないでしょうか?
本記事では以下についてまとめています。
【換気について】
・換気しないとどうなる?
・効率的に換気をする方法
・換気時におすすめのアイテム
・お部屋の調湿におすすめのアイテム
この記事を読めば換気をしないと起こりやすくなるトラブルが分かり、効率的に換気をする方法もチェックすることができますよ!
換気しないとどうなる?
換気をしないとどんなトラブルが発生するのでしょうか?換気しないと起こりやすくなる問題は以下の通りです。
【換気しないと起こりやすくなるトラブル】
・カビが発生しやすくなる
・汚れた空気が充満する
・ダニが繁殖しやすくなる
・シックハウス症候群を引き起こす可能性がある
ここではそれぞれのトラブルについて詳しく解説していきます。
カビが発生しやすくなる
換気をしないと起こりやすいトラブル1つめには、カビが発生しやすくなることが挙げられます。なぜなら、換気をしないとカビの発生原因である湿気がこもりやすくなってしまうからです。
換気有りの部屋では,全ての基材ともカビ発生が全く 認められなかったのに対して,換気無しの部屋では壁紙 や餅の上にカビが発生した
(引用:住宅室内のカビ汚染と防止に関する研究)
換気を行った部屋と換気無しの部屋を比べると、室内の湿度にも差が出ることが明らかになっています。
室内相対 湿度は,換気有りの部屋における値が35~85%と,換気 無しの部屋の65~85%に比べて,常時20%程度%程度低かった
(引用:住宅室内のカビ汚染と防止に関する研究)
換気をすることで、カビの発生を予防することができるのです。
汚れが空気が充満する
換気しないと起こりやすいトラブル2つめには、汚れた空気が室内に充満しやすいことが挙げられます。換気をして外の空気との入れ替えを行わないと、ホコリや湿気などが含まれた空気が充満したままになってしまうのです。
ダニが繁殖しやすくなる
換気をしないと起こりやすいトラブル3つめには、ダニが繁殖しやすくなることが挙げられます。なぜなら、換気を行わないことで発生したカビが、ダニの餌となってしまうからです。東京都福祉保健局が出している「住まいのなかのアレルゲン対策」によると、湿度が60%以上ありカビなどの汚れがある室内でダニが発生しやすくなるとされています。換気をしないとカビが発生し、そのカビを餌にダニが繁殖するのです。
シックハウス症候群を引き起こす可能性がある
換気をしないと、シックハウス症候群を引き起こす可能性があります。シックハウス症候群は、汚れた空気を吸い込んだりすることで引き起こされます。
近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。 |
(引用:厚生労働省 シックハウス対策のページ(1)シックハウス症候群とは)
換気を行わないでいると空気が汚れ、シックハウス症候群の発症に繋がる危険性があるのです。
効率的に換気をする方法
効率的に換気を行うためにはどのような点に気を付ければいいのでしょうか?効率的に換気をする方法は以下の通りです。
【効率的に換気をする方法】
・2箇所以上の窓や扉を開ける
・1時間に5~10分程度
・扇風機やサーキュレーターを併用する
・換気扇を回す
ここではそれぞれの方法についてさらに詳しく解説していきます。
2箇所以上の窓や扉を開ける
効率的に換気をする方法1つめには、2箇所以上の窓や扉を開けることが挙げられます。
空気の流れを作るため、複数の窓がある場合、二方向の壁の窓を開放すること。窓 が一つしかない場合は、ドアを開けること。
2箇所以上の窓や扉を開けることで空気の流れができるため、効率的に換気を行えるのです。
1時間に5~10分程度
部屋全体の空気を入れ替えるためには、最低でも1時間に1~2回、5~10分程度を行うことが大切です。厚生労働省が出している(「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」)によると、30分に1回以上数分間の換気を行うことで部屋の空気を入れ替えられるとしています。室内の空気を清潔に保つためにも、こまめな換気を心がけましょう。
扇風機やサーキュレーターを併用する
効率的に換気をする方法3つめには、扇風機やサーキュレーターを併用することが挙げられます。窓や扉を開けながら扇風機などを使用することが挙げられます。特に、風が上手く室内に入らない場合などにおすすめです。扇風機やサーキュレーターを活用することで強い風の流れができるため、効率的に室内の空気を入れ替えられるのです。
換気扇を回す
効率的に換気をする方法4つめには、換気扇を回すことが挙げられます。換気扇を回しておけば、自然と室内外の空気を入れ替えられます。換気を行いたい時だけではなく、換気扇は常に稼働させておくのがおすすめです。
換気時におすすめのアイテム
換気と併用するべきアイテムや家電製品にはどのようなものがあるのでしょうか?換気をする際におすすめのアイテムは以下の通りです。
【換気をする際におすすめのアイテム】
・エアコン
・扇風機、サーキュレーター
・湿度計
・加湿器
・観葉植物
ここではそれぞれのアイテムについて詳しく解説していきます。
エアコン
換気をした際の室内の温度変化が気になるなら、換気をしながらエアコンを併用するのがおすすめです。換気をすると、どうしても外の暑い/寒い空気が室内に入ってきてしまいます。エアコンを稼働させながら換気を行うことで、室内の気温の変化を最低限に抑えることができます。
扇風機・サーキュレーター
換気をしながら扇風機やサーキュレータを併用することで、さらに効率よく空気の入れ替えが行えます。窓を開けても上手く換気ができなかったり、風が入りにくいと感じたりする場合には扇風機やサーキュレーターで人工的に風を作り出すのがおすすめです。
湿度計
換気時におすすめのアイテム3つめには、湿度計が挙げられます。室内に湿度が溜まっていると、カビやダニの発生にも繋がります。特に、湿度が60%を超えている場合には注意が必要です。換気のタイミングの目安にもなるため、湿度計を設置しておくのがおすすめです。
加湿器
換気時におすすめのアイテム4つめには、加湿器が挙げられます。換気をすることで室内の湿気を外に排出することができますが、冬場などは乾燥が気になる場合もあります。換気後に肌や喉の乾燥を感じたら、積極的に加湿器を使用しましょう。
観葉植物
空気を清潔に保つなら、お部屋に観葉植物を置くのもおすすめです。特に、空気を清浄化してくれる役割を持つ観葉植物が最適です。例えば、サンスベリアやポトスなどは空気清浄能力が高いため、空気をキレイに保ちながらインテリアも楽しみたい方におすすめです。
お部屋の調湿には【炭八】がおすすめ!
お部屋の湿度を調節したいなら【炭八】の使用がおすすめです。炭八は、湿気を吸ったり吐いたりする力に優れている調湿木炭です。調湿力が衰えないため、半永久的に使用することができます。こまめに換気ができない場合や、手軽にお部屋の湿気を調節したい方におすすめのアイテムです。
正しい方法で換気を行おう!
今回は、換気をしないと起こりやすいトラブルや効率的に換気をする方法などを解説しました。換気をしないとさまざまな問題が発生する可能性があります。ぜひ本記事を参考にして正しい換気を行ってきれいな空気のお部屋を保ってくださいね!
換気のメリットなど、さらに換気について詳しく知りたい方は「換気とは?換気のメリットや正しい換気方法を紹介!」もチェックしてみてくださいね!
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