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家に帰るとなぜか臭い!原因別の解決策と繰りかえす臭いの対処法を紹介

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「家に帰ると、なんだかいやな臭いがする…」

「きちんと掃除も消臭もしているんだけど…」

「原因の分からない臭いをどうにかしたい」

このようなことをお考えの方は多いのではないでしょうか?

結論からいうと、何度も繰り返す臭いを消すことは可能です。

しかし、根本的な原因にアプローチしないと、臭いは繰り返してしまいます。

そこで本記事では、次のことを解説していきます。

  • よくある臭いが繰り返す理由
  • 臭いの原因と発生場所ごとの解決策
  • 家全体が臭いときの原因と対処法

臭いの原因と解決策を知って、気持ちよく過ごせる家にしていきましょう。

そもそも、臭いが繰り返すのはなぜ?

消臭をしても臭いが繰り返すおもな原因は、次の3つです。

  • 生活臭が原因だから
  • 掃除が行き届いていないから
  • 換気が不十分だから

生活臭が原因だから

汗や皮脂など、日常的に発せられている臭いは、徐々にソファやカーテンなどに染みついていきます

生活のなかで自然と発生する臭いのため、比較的自覚はしづらいでしょう。

旅行などで久々に家に帰ってきたときに違和感を感じた方や、家に遊びに来た人の指摘で気付いた方は、生活臭を疑ってみてください。

掃除が行き届いていないから

掃除がしっかりと行き届いていないと、何度換気や消臭をおこなっても臭いが発生してしまいます。

たとえば換気扇やエアコンのフィルターなどたまにしか掃除をしない場所は、気付かないうちに汚れがたまっていくでしょう。

また、ほこりも生活臭を吸着させます。そのほこりがカーペットやカーテンに付着したり、空気中に広がったりして部屋全体が臭くなります。

あまり細やかに掃除ができていない方は、手入れが行き届いていないところはないか見直してみるといいでしょう。

換気が不十分だから

換気をしっかりとおこなっていると、家具や壁に付着するまえに臭いを外にのがせます。

しかし十分に空気を入れ替えられていない場合、室内に臭いが深く染みついてしまい、根本から解決するのは難しくなります。

また、換気をしていないと湿気がたまってカビが発生してしまいます。

薬剤などでカビをとっても、空気の循環が改善されない限りは何度も繰り返されてしまいます。

家の臭いの原因はなに?場所ごとに解決策を紹介

臭いへの対処法は、原因によってことなります。そのため、次の5つの場所ごとに考えられる臭いの原因と解決策をお伝えしていきます。

  • キッチン
  • お手洗い
  • 家具
  • エアコン
  • クローゼット

キッチンが臭いときの原因と解決策

キッチンから臭いが発生しているとき、考えられる発生源は次の2つです。

  • 生ごみの臭い
  • 換気扇の臭い

1.生ごみが臭い場合

生ごみや食べ残しは、菌やカビの大好物です。

さらに栄養分も水分も多いため、菌やカビがはやく繁殖し、徐々に臭いがきつくなります

生ごみの臭いに悩んでいる方は、次の方法を試してみてください。

  • 料理後に三角コーナーの水分をしっかり絞る
  • 重曹をふりかけておく
  • 新聞紙につつんでからゴミ箱に捨てる

2.換気扇の臭い

なかなか目につかない換気扇ですが、放置してると油汚れがこびりつき臭いを発生させます。

換気扇がひどく汚れているという方は、次の手順で汚れを落としていきましょう。

  1. 40~60℃のお湯につけて汚れを浮きやすくする
  2. 重曹をかける
  3. キッチンペーパーや布で汚れをふき取る

お手洗いが臭いときの原因と解決策

お手洗いから臭いがするときの原因は、おもに次の3つです。

  • 壁や便器に付着した尿の臭い
  • 水回りのカビの臭い
  • 下水の臭い

1.壁や便器に付着した尿の臭い

お手洗いには、飛び散った尿が便器裏・壁・床に付着したまま残っていることがあります。

以下の方法で、定期的にお手入れをすることが大切です。

  • トイレ用洗剤で便器・壁・床を拭く
  • クエン酸小さじ1杯を水200ccに溶かして洗剤代わりにつかう

2.水回りのカビの臭い

とくにタンク内はつねに水が入っているため、カビが発生しやすいです。

1年以上タンクを確認していない方は、定期的に確認するようにしましょう。

掃除をするときは、次の方法で対応できます。

  • カビに中性洗剤をかける
  • つかっていない歯ブラシやスポンジでこする

3.下水の臭い

とくに築年数が古い家やマンションで起こりやすい問題。

排水管がつまっていたり、便器と床にすきまができていると、下水の臭いがこみ上がってくるように。

この場合、個人での対応は難しいので水道工事を依頼するのがおすすめです。

家具が臭いときの原因と解消法

どことなく家具が臭いときは、次の2つを疑ってください。

  • 染みこんだ生活臭の臭い
  • カビの臭い

1.染みこんだ生活臭の臭い

食事や皮脂の臭いなどの生活臭は、なかなか防ぎきれません。

そのうえ、ソファやカーペットなどの布製品や木材をつかった家具は臭いを吸収しやすいのが悩みどころ。

この場合、次の方法で普段からこまめに手入れをしておきましょう。

  • 布団やカーペットは天日干しする
  • 掃除や拭き掃除をしてほこりをためない
  • 消臭剤をおいて、臭いをやわらげる

2.カビの臭い

家具に湿気がたまり、カビが発生しているときがあります。

腐ったような酸っぱい臭いがする場合は、カビが原因かもしれません。

  • 布団やカーペットは天日干しで殺菌する
  • 無水エタノールと水を8:2の割合で混ぜてカビに吹きかける
  • カビ取り剤を使用する

エアコンが臭いときの原因と解消法

エアコンを使用するときの気になる臭いは、内部にたまったカビが原因です。

この場合、次のどちらかを試してみてください。

  • 窓をあけながらエアコンを1時間以上稼働させ、カビ胞子を出す
  • 台所用中性洗剤と歯ブラシでフィルターのカビを落とし、乾いてから元に戻す

クローゼットが臭いときの原因と解消法

クローゼットから臭いがする場合、考えられるのは次のどちらかでしょう。

  • 服についた雑菌の臭い
  • クローゼット内のカビの臭い

1.服についた雑菌の臭い

脂や皮脂による汚れや生乾きなどで、洋服に雑菌が繁殖していると、いやな臭いを発生させます。

この場合、次の方法で洋服を除菌・殺菌していきましょう。

  • 煮沸消毒をする
  • 酸素系漂白剤でつけ置きをする
  • 乾燥機など高温低湿な環境で菌をやっつける

2.クローゼット内のカビの臭い

クローゼットは意識して換気を行わないと、湿気がたまってしまいます。

開けた瞬間、むわっとした空気を感じたりカビ臭さを感じたら、まずはカビの発生を疑ってください。

次のどちらかで対処できます。

  • 無水エタノールと水を8:2の割合で混ぜてカビに吹きかける
  • カビ取り剤を使用する

家全体が臭いときの原因は湿気

生ごみや掃除不足、雑菌のたまった洋服など臭いの原因はたくさんあります。

それでも臭いが消えないときや、部屋全体が気になるときの原因は「湿気」でしょう。

湿気がたまっていると、次の理由で臭いが発生してしまいます。

  • 水蒸気が臭いとともに空気中にとどまる
  • カビが発生して臭い

また湿気はやっかいなことに、一度手入れをしても臭いが繰り返されてしまいます。

なぜなら湿気は手入れ不足はもちろん、外的要因によってもたまってしまうからです。

とくに以下の環境では、湿気に悩まされやすいでしょう

  • 梅雨など湿気がたまりやすい時期
  • 冬など結露がたまりやすい時期
  • 家具や服などが多く、空気の通りが不十分
  • 日当たりが悪く湿気がたまりやすい構造

一般的に、快適な部屋の湿度は40~60%といわれています。

この目安を超えているという方は、湿気をためない予防策を日常に取り入れることが大切です。

実は怖い!湿気がもたらすリスク

湿気が高いと、カビや細菌、ウィルスが繁殖しやすくなります。

この環境のなかで生活をしていると、呼吸器疾患やアレルギーを発症するリスクが高まります

また、60%以上の湿気はダニが生殖しやすい環境でもあります。

その死骸や糞が原因で、アレルギーや喘息、結膜炎やアトピーなどを発症してしまう場合も。

湿気はいやな臭いだけではなく、家族の健康にも影響をあたえてしまいかねません。

そのため、できるだけ早急に予防策を考えることが重要です。

湿気やカビを防いで臭いのない快適な家にしよう

湿気をためない工夫として一般的に知られているのは換気です。

しかし、日常的にできる工夫はまだまだあります。

今回は、次の5つを紹介していきます。

  • エアコンの除湿をつかう
  • 除湿器をつかう
  • ほこりはこまめに掃除する
  • 水回りには水分をためない
  • 家具は天日干しをする

取り組みやすい対策を見つけて、いやな臭いのする家から快適で過ごしやすい家に変えていきましょう。

エアコンの除湿をつかう

とくに梅雨や夏など、高温多湿の時期におすすめです。

除湿は空気を急速に冷やして温度を下げ、空気中にふくまれる水分量を減らす機能です。

猛暑日以外や午前中などの涼しい時間帯は冷房ではなく除湿をつかい、湿気を減らしていきましょう。

除湿器をつかう

除湿器を稼働させて、湿気を部屋にためこまないようにしましょう。

部屋干しをするときは、除湿器の送風機能をつかうとはやく洗濯物を乾かせるうえ、生乾きもふせげます。

エアコンの除湿機能とはことなり、一年中つかえるのがメリットです。

ほこりはこまめに掃除する

実はほこりには、カビの好物であるタンパク質が豊富にふくまれています。

そのため湿気とほこりの両方がたまっていると、カビがより発生しやすくなってしまいます。

こまめに拭き掃除や掃除機をおこない、ほこりをためない工夫をしましょう。

水回りには水分をためない

家のなかでも、とくに湿気がたまりやすいのが水回りです。

キッチンや洗面所は使用後に拭くように心掛け、カビが発生しないようにしましょう。

お風呂場は使用後に、必ず換気をおこなうようにしてください

家具は天日干しをする

布団やカーテンなどは定期的に天日干しをするようにしましょう。

日光の紫外線でカビを殺菌できます。

ソファなどの大型家具は、布部分が取り外せるのであれば同じく天日干しがおすすめ。

難しければ、市販の防カビスプレーなどを塗布しておきましょう。

時間も労力もかけずに家の臭いを消すなら炭がおすすめ!

臭いの取り方を知れても、次のように感じている方もいるのではないでしょうか。

「時間がかかって大変そう…」

「仕事や家事のあいだでやるのは難しいかも」

「やらなきゃいけないのは分かるけど面倒くさい」

その場合は、ぜひ炭の除湿剤を試してみてください。

炭は置いておくだけで、湿度調整にくわえて、消臭や防臭をしてくれます。

炭をおすすめする理由は、以下の5つです。

  • 天然素材のため安心安全
  • 無臭なので芳香剤や消臭剤の臭いが苦手な方もつかえる
  • パッケージが小さいので、除湿器ほど面積をとらない
  • 半永久的につかえるので、買ったり捨てたりを繰り返さない
  • 置いておくだけなので、除湿器やエアコンのように電気代がかからない

家の臭いを根本から解決するなら、炭八!

炭八は広葉樹と針葉樹を使用しているため、一般的に販売されている備長炭の2倍の調湿力をそなえています。

そのため、湿気だけでなく乾燥もふせぎ、室内を快適な湿度にたもちます。

それだけでなく、アンモニア臭から生ゴミ臭、カビ臭などの幅広い生活臭を80~90%減らしてくれるのも嬉しいポイント。

湿気や家の臭いに悩んでいるのであれば、ぜひ気になところに炭八を置いてみてください。

家のカビの臭いが気になる場合は、「部屋がカビ臭い!カビ臭さの対策方法や部屋にカビが発生する原因を紹介!」も参考にしてみてくださいね。

グラニーレ編集部

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