• HOME
  • ブログ
  • 湿気
  • 部屋干しの湿気がやばいときは?快適に過ごすための方法を5つ紹介

Advisor

[監修] 住環境コーディネーター他

花井 千赴

リノベーション・不動産・新築・エクステリアをワンストップで手掛ける
株式会社ユニテ 代表取締役社長

部屋干しの湿気がやばいときは?快適に過ごすための方法を5つ紹介

部屋干し 湿気 やばい
湿気

「部屋干ししたら湿気がやばい!解決策を教えて欲しい?」

「部屋干ししたら湿気で床もベタベタ。カビも生えないか心配・・・。」

部屋干しは雨の日の洗濯やプライバシーの保護としては便利ですが、部屋に湿気がこもるため不快に感じやすいですよね。

結論から言うと、部屋の湿気がやばいときの対処方法は以下の5つです。

  • 窓を開ける
  • エアコンの除湿機能を使う
  • サーキュレーターや扇風機を使う
  • 干す部屋を変える
  • 除湿剤を使う

この記事では部屋干しした時の湿気対策について解説します。

部屋干しをしながら快適なお部屋で生活したい人はぜひ参考にしてみてください。

部屋干しで湿気対策が必要な理由

部屋干し 湿気 やばい

部屋干しをするときには以下の理由から湿気対策が必要です。

部屋干しで湿気対策が必要な理由
  • 洗濯物が乾きやすくなる
  • ニオイの予防になる
  • 結露を予防できる

以下から詳しく紹介します。

洗濯物が乾きやすくなる

湿気対策を行わないと部屋の中に水分がたまり、洗濯物が乾きにくくなります。空気中の水分が服につくことが原因です。

湿気対策を行うことで、洗濯物が早く乾き家事を効率よく行うことができるため換気は重要といえるでしょう。

カビの繁殖を抑えることができる

湿気対策を行うことで服や部屋のカビを抑えることができます。カビ菌は湿度が70%以上で発生しやすいため、部屋干しをすることでカビ菌が増える原因になります。

部屋干しをすると服からの水蒸気で湿度が上がってしまうため対策が必要。

湿気対策を行うことでカビの繁殖を抑えることができ、快適な部屋で生活できるようになります。

ニオイの予防になる

湿気対策を行うことで服のニオイ予防になります。服についている雑菌は水分をもとに繁殖するため、外干しよりも部屋干しの方がにおいやすくなる原因に。

そのため、湿気対策を行うことで服のニオイを解消し気持ちよく着ることができます。

結露を予防できる

気対策を行うことで結露を予防することができます。部屋干しを行うと室内の湿度が上がり、結露ができやすくなってしまいます。

結露を放置すると家具やカーテンにカビが生えたり、住宅の木材が劣化する原因になりかねません。

湿気対策を行うことで家具や家の寿命を伸ばすことができるため、対策をしておきましょう。

部屋干しで湿気がやばいときの対処方法5選

部屋干し 湿気 やばい

部屋干しで湿気がやばいときの対処方法は以下の5つです。

部屋干しで湿気がやばいときの対処方法
  • 窓を開ける
  • エアコンの除湿機能を使う
  • サーキュレーターや扇風機を使う
  • 干す部屋を変える
  • 除湿剤を使う

以下から詳しく解説します。

窓を開けて換気する

窓を開けることで室内の湿気を外に出すことができます。効率よく換気するポイントは以下です。

  • 1日に3回、10~15分程度行う
  • 朝、晩など湿度の低い時間に行う

また、窓を開けるときは風の通り道を意識し、効率よく湿気を外に出せるように工夫しましょう。

エアコンの除湿機能を使う

エアコンの除湿機能を使うことで、部屋の湿度を下げることができます。

原理としては、まず部屋の空気をエアコン内に吸引。吸い込んだ空気を冷やすことで水滴に変え、乾いた涼しい空気を部屋内に入れることができる仕組みとなっています。

そのため、夏場のジメジメした空間にはエアコンの除湿機能を使うことで快適に過ごすことができるでしょう。

効率よく除湿を行いたい人はエアコンのフィルターを定期的に掃除することをおすすめします。

サーキュレーターや扇風機を使う

サーキュレーターや扇風機を使用することで、部屋全体の空気が循環し湿気を感じにくくなります

サーキュレーターと扇風機は以下のような違いがあり、除湿目的ではサーキュレーターの方がおすすめです。

サーキュレーター扇風機
特徴空気を効率よく循環させるために設計
部屋の空気の流れを作るのが目的
特定方向に風を送る

人に風を当てて体感温度を下げるのが目的
おすすめの使用方法天井や壁に向けて斜めに置くことで循環しやすくなる湿度を下げたい場所で首振りで使う

湿気を取りたい場合は部屋の空気を循環させることができるサーキュレーターをおすすめします。

干す部屋を変える

干す部屋によっては湿気が溜まりにくいため、快適に過ごせるようになります。おすすめの部屋は以下になります。

  • 風通しのよい部屋:風の流れがあると湿気がこもりにくい
  • 部屋の窓際:湿気が外に出やすいためこもりにくい
  • 廊下:風通しがよいため乾きやすい

リビングに干していると生活空間がモヤモヤしてしまうため、乾きやすい別の部屋を検討するとよいでしょう。

除湿剤を使う

除湿剤は中に入っている薬剤が湿気を吸い込みます。薬剤は空気中の水分とくっつくことで水に変わり、部屋の湿度を下げることができます。

しかし、除湿剤は効果が出るまでに時間がかかるためすぐに快適な部屋にすることができません。すぐに除湿したいときや広い部屋の場合は家電などと併用するようにしましょう。

部屋干しで湿気対策ができるおすすめアイテムと使い方のポイント

部屋干し 湿気 やばい

部屋干しで湿気対策ができるおすすめアイテムは以下です。

部屋干しで湿気対策ができるおすすめアイテム
  • 除湿機
  • サーキュレーター

以下から詳しく解説します。

除湿器

除湿器は湿気を取るための家電です。種類は3つあり、機能や費用に違いがあります。

コンプレッサー方式デシカント方式ハイブリッド方式
特徴取り込んだ空気を冷やして水にする取り込んだ空気をヒーターで温めて水にするコンプレッサー方式とデシカント方式どちらも使える
メリット電気代や商品価格が安い使うと室温が上がるため冬に重宝する季節問わずしっかり除湿ができる
デメリット室温が低いと除湿しにくくなる電気代が高い本体価格が高い
電気代安い高いやや高い
おすすめの人夏に除湿をしたい冬に除湿をしたい年中しっかり除湿をしたい

除湿器は種類によって得意な季節があります。湿気が気になる季節に合わせて除湿器を選ぶとよいでしょう。

また、コンプレッサー方式は他の方式に比べて運転音が気になりやすいデメリットもあります。使用する部屋や時間帯も考えながら選ぶことをおすすめします。

サーキュレーター

サーキュレーターは空気の流れを作ることができるため、除湿におすすめのアイテムです。

風の範囲は狭いですが、直線的に強い風を作り出すことができるため、部屋の空気の流れを作ることができます。

サーキュレーターを使ったおすすめの除湿方法は以下です。

  • 部屋から窓に向けることにより湿気を外に出すことができる
  • 洗濯物に向けることで早く乾き、湿気のたまりを防ぐ

空気の流れを作ったり、洗濯物が早く乾く点からサーキュレーターは除湿に最適と言えるでしょう。

部屋干しで除湿をするなら炭もおすすめです。炭の中でも「竹炭」は特に除湿効果が高いといわれています。

炭を除湿として使用するメリットは以下になります。

  • 半永久的に使えるためコスパがよい
  • 脱臭効果もあり
  • 商品によってはおしゃれであるためインテリアになる

炭は天日干しをすることで湿気を吸収する能力が回復します。そのため、買い替えることなく半永久的に使えることが大きなメリットです。

商品数は多く、おしゃれなものも多いためお部屋のインテリアとして楽しみながら除湿をすることができるでしょう。

部屋干しの湿気を取りたいなら炭八がおすすめ

部屋干しの時に発生する湿気を取りたいなら炭八がおすすめです。ジメジメした空気には吸湿、空気が乾いたら放湿できるため快適な湿度で生活することができます。

また、天日干しをすることでより効果を持続させることができるため買い替えが必要ありません。

快適な空間で、コスパよく除湿を行いたい人は炭八をおすすめします。

部屋干しの湿気がやばいときのまとめ

部屋干し 湿気 やばい

部屋干しの湿気がやばいときの対策は以下の5つがおすすめです。

方法内容
窓を開ける1日に3回、10~15分程度行う朝、晩など湿度の低い時間に行う
エアコンの除湿機能を使う部屋の温度は大きく変えることなく湿度を下げることができる
サーキュレーターや扇風機を使うサーキュレーターや扇風機を使用することで、部屋全体の空気が循環し湿気を感じにくくなる
干す部屋を変える風通しのよい部屋・部屋の窓際・廊下を検討する
除湿剤を使う空気中の水分を薬剤が吸収する

部屋干しの除湿対策におすすめのグッズや使用方法は以下です。

商品名特徴
除湿器コンプレッサー方式、デシカント方式、ハイブリッド方式の3つがあり使用したい季節に合わせて選ぶ
サーキュレーター空気の流れを作ることができるため除湿できる
半永久的に使えて脱臭効果がある

部屋干しをすると湿気によりジメジメした空間になりやすいですが、対策方法やアイテム次第で除湿することは可能です。

部屋の湿気は不快になるだけでなく、ニオイやカビの原因になりかねません。日ごろから部屋干しを行う人は湿気対策を行い、快適な空間で生活できるように工夫しましょう。

グラニーレ編集部

289,580 views

プロフィール

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。