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Advisor

[監修] 住環境コーディネーター他

花井 千赴

リノベーション・不動産・新築・エクステリアをワンストップで手掛ける
株式会社ユニテ 代表取締役社長

ジメジメの対策5選!カラッとした快適な部屋を保つアイディアを紹介

湿気

「部屋がジメジメするから、対策方法を知りたい!」

部屋がジメジメしていると不快であるため、対策をして快適に過ごしたいですよね。

結論から言うとジメジメしている部屋の対策は以下になります。

  • 換気を行う
  • エアコンの除湿機能を使う
  • サーキュレーターや扇風機で空気の流れを作る
  • 除湿グッズを使う
  • 家具の配置や種類を工夫する

湿気が多い部屋はカビや体調不良の原因になりやすいため、早めに対策をしましょう。

この記事ではジメジメした部屋の湿気対策について紹介しています。

ジメジメしやすい部屋や時期別の対策も解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

ジメジメしている部屋をカラっとさせる対策5選

ジメジメしている部屋をカラッとさせるための対策は以下の5つになります。

ジメジメしている部屋をカラっとさせる対策
  • 換気を行う
  • エアコンの除湿機能を使う
  • サーキュレーターや扇風機で空気の流れを作る
  • 家具の配置を工夫する
  • 炭などの除湿グッズを使う

以下から詳しく紹介します。

換気を行う

換気を行うことで部屋の水分を外に出し、乾いた空気を部屋に入れることができるためジメジメが解消されます。

効率よく空気を入れ替えるポイントは以下であるため実践してみましょう。

  • 窓を2ヵ所開けて風の流れを意識する
  • 1回につき10~30分行う
  • 時間は湿気が少ない朝・夕の2回がおすすめ

上記の換気ポイントを意識することをおすすめします。

エアコンの除湿機能を使う

エアコンの除湿機能は空気中の水分を取り除くことができます。

エアコンには冷却機能もありますが、ジメジメした部屋には除湿のほうがおすすめです。

エアコンの冷房機能エアコンの除湿機能
室内の温度を下げることが目的湿度を下げることが目的

室温を下げるだけではジメジメした空間を快適にすることはできません。湿度が気になるときには除湿機能を使いましょう。

また、除湿機能を使うときには温度を下げすぎると機能が停止することがあります。

しっかり除湿をするためには設定温度を低めに設定しておくとよいでしょう。

サーキュレーターや扇風機で空気の流れを作る

サーキュレーターや扇風機はジメジメした部屋を快適にすることができます。空気の流れを作ることで、部屋の湿度を均一にすることができるからです。

サーキュレーターと扇風機は以下のような風の違いがあり、目的によって選ぶとよいでしょう。

サーキュレーター扇風機
強い風を直線に遠くまで送る広範囲に柔らかい風を送る

サーキュレーターは部屋の空気の流れを作る、扇風機は体に当てて涼しさを感じる使い方がおすすめです。

除湿ではサーキュレーターの方が効率よく湿度を下げることができるでしょう。

家具の配置を工夫する

家具の配置を工夫することで湿度を下げることができます。

壁に近い場所は湿気がこもりやすいため、家具とのスキマを開けておくことで空気の流れを作ることができます。

また、家具の選び方も湿度に関わってきます。除湿におすすめな家具は以下になります。

  • TVボードなどの大きな家具は通気口があるものを選ぶとカビ予防になる
  • 脚付きの家具は床の通気性もよい

家具の選び方や置き方は湿度と関係があるため、検討してみましょう。

炭などの除湿グッズを使う

除湿グッズを使うことで部屋のジメジメを快適にすることができます。おすすめの除湿グッズは以下になります。

  • 重曹:消臭効果もありシューズクロークなどの小さなスペースでおすすめ
  • 炭:水分を吸収する穴がたくさんあり除湿できる
  • 新聞紙:部屋に置くことで水分を吸収できる
  • 除湿剤:水分を吸収して液体に変える薬剤、狭いスペースで効果あり

特におすすめなのはです。

炭は天日干しをすることで再利用ができるため、捨てる必要がありません。そのため、コスパがよい除湿アイテムと言えます。

また、デザインも様々であるため、インテリアとして楽しみながら除湿をすることもできるでしょう。

部屋がジメジメする原因

部屋がジメジメする原因でよくあるものは以下です。

部屋がジメジメする原因
  • 換気ができていない
  • 季節や天気によるもの
  • お風呂やキッチンからの水分
  • 人の呼吸による水分

以下から詳しく紹介します。

換気ができていない

換気ができていないと湿気がこもるため、部屋がジメジメすると感じてしまいます。こもった湿気は床や壁につくことで、より不快に感じる原因に。

換気を行うと部屋の湿気を外に出し、乾いた空気を取り込むことができるためジメジメを解消することができます。

換気が必要な理由については「換気しないとどうなる?換気しないと起こるトラブルや正しい換気方法について解説!」で紹介しているため、参考にしてください。

季節や天気によるもの

雨の日や梅雨の時期は雨が降ることで空気中の水分が増えるため、室内の湿度も上がります。

また、雨が降ることにより気温が下がって結露が発生し、結果として湿度を上げる原因になりかねません。

雨の日は窓を開けないことで風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなることもジメジメする要因となるでしょう。

お風呂やキッチンからの水分

お風呂やキッチンでは水を使うため、水分が部屋に広がることでジメジメする原因となります。

キッチンでは煮物やご飯を炊く時に水蒸気が発生し、湿気がこもりやすくなる傾向に。

入浴後や調理中は特に部屋がジメジメしやすいため、換気扇を回すなど対策を行う必要があります。

人の呼吸による水分

人は呼吸や皮膚から水分を放出しており、1日1000mlの水が出ていると言われています。

長い時間同じ場所にいたり、たくさんの人数が集まることで水分が増えるため部屋がジメジメと感じる原因となります。

特に人が集まりやすいリビング、寝るための寝室は湿度が高くなるためこまめに換気をしましょう。

ジメジメした部屋を対策しないといけない理由

ジメジメした部屋は不快である以外にも以下のようなデメリットがあるため、対策が必要です。

ジメジメした部屋を対策しないといけない理由
  • カビが発生しやすくなるから
  • ダニが好む環境になりやすいから
  • 体調不良になりやすいから

以下から詳しく紹介します。

カビが発生しやすくなるから

ジメジメした部屋は水分が多いため、カビが発生しやすくなります。

カビが発生することで以下のようなデメリットがあるため、対策する必要があります。

  • アレルギー反応を起こすことがある
  • 呼吸器系に問題が起きることがある
  • 部屋の見た目が悪くなる
  • 建物が劣化する

見た目だけでなく、健康への影響もあるためカビ対策は必要です。

カビを放置しておくと建物の劣化など大きなコストが必要になることも。そのため、早めに湿気対策を行うようにしましょう。

ダニが好む環境になりやすいから

ダニは湿度65%以上を好むため、ジメジメした部屋は好条件と言えるでしょう。梅雨の時期は湿度70%以上になることも多いため、対策が必要です。

ダニの発生はアレルギー反応など健康へ影響を及ぼします。

湿度50%以下ではダニが発生しにくくなるため、除湿を行いましょう。ダニは人間のフケやカビなどがエサであるため、こまめな掃除もおすすめです。

体調不良になりやすいから

ジメジメした部屋は以下の理由から体調不良の原因になりやすいです。

  • 湿度が高いと汗をかきにくくなるため体温調整が難しくなる
  • 熱がこもり熱中症になりやすい
  • 高湿度はカビやダニが発生しやすい

特に梅雨や夏では気温も高くなるため、ジメジメとした部屋では熱中症のリスクが高まります。

湿度は40~60%が理想であるため、こまめに湿度計などで確認が必要です。健康で快適な夏を過ごせるよう、湿度調節を日ごろから心がけましょう。

ジメジメしやすい部屋や時期別の対策方法

ジメジメしやすい部屋や時期別の対策方法は以下になります。

ジメジメしやすい部屋や時期別の対策方法
  • ワンルームでの除湿:家電を使う、換気扇を常に回す
  • 日当たりが悪い部屋での除湿:こまめに換気をする、除湿アイテムを使う
  • 天気が悪いときの除湿:換気、または除湿機を使う
  • 夜の寝室で寝苦しいときの除湿:寝具やクローゼットの除湿をする

 以下から詳しく紹介します。

ワンルームでの除湿

ワンルームでは窓が少なく、キッチンやお風呂など水分が発生する部屋が近いため湿度が上がりやすいです。

ワンルームでのおすすめ除湿方法は以下になります。

  • エアコンやサーキュレーターなど家電を活用する
  • キッチンやお風呂の換気扇を常に回す

窓が少ないため、エアコンやサーキュレーターなどの家電がおすすめです。除湿機能がないエアコンである場合は、除湿機も検討してみましょう。

日当たりが悪い部屋での除湿

日当たりが悪い部屋では室内の水分が乾燥しにくく、ジメジメする原因となりかねません。特に北側の部屋や奥まった部屋、クローゼットなどは湿気がたまりやすい傾向にあります。

日当たりが悪い部屋でのおすすめの除湿方法は以下になります。

  • 定期的に換気をする
  • 除湿機を使う
  • 狭いスペースでは除湿アイテムを使う

窓やエアコンがない部屋は除湿機を検討しましょう。エアコンよりも費用がかからず、好きな場所で除湿ができるためおすすめです。

クローゼットなどは除湿剤や炭などの除湿アイテムを検討しましょう。クローゼットでの湿度対策をしないと、服にカビが生える可能性が高まります。

気持ちよく服を着るためにもクローゼットでの除湿はしっかり行いましょう。

クローゼットの除湿については「クローゼットの湿気対策をお伝え!イヤな臭いを防ぎ、スッキリ空間に変えよう」で紹介しているため、参考にしてください。

天気が悪いときの除湿

雨など天気が悪い時の除湿方法は以下になります。

  • 換気を行う
  • エアコンや除湿機を使う

雨の日でも室内の湿気を外に逃がすためにも換気は効果的です。

雨水が中に入らない程度に窓を開け、空気の入れ替えをしましょう。サーキュレーターなどの家電を使うことで短時間で空気の入れ替えをより効率よく行うことができます。

窓を開けたくない時にはエアコンや除湿機などの家電がおすすめです。

雨の日に換気をする方法は「雨の日に窓を開けて換気できる?雨の日におすすめの換気方法を紹介!」で解説しているため、参考にしてください。

夜の寝室で寝苦しいときの除湿

夜の寝室で寝苦しいときの除湿方法は以下です。

  • 室温は28℃に設定
  • サーキュレーターを使って湿度を一定にする
  • 寝具を干して湿度をためないようにする
  • クローゼットがある場合は対策をする

寝具は湿気を吸い込みやすいため、定期的に干すことで除湿対策になります。

また、寝室にクローゼットがある家庭は同時に対策が必要。クローゼットにこもっている湿気が寝室に流れ込むからです。

クローゼットの除湿には半永久的に使える炭がおすすめ。

特に炭八はでジメジメした空気には吸湿、空気が乾いたら放湿できる効果が高く、快適な湿度で生活することができます。

天日干しをすることでより効果を持続させることができるため買い替えが必要ありません。

快適な空間で、コスパよく除湿を行いたい人は炭八を検討しましょう。

ジメジメした部屋の対策方法まとめ

ジメジメした部屋の対策と方法は以下になります。

対策方法
換気を行う部屋の水分を外に出し、乾いた空気を部屋に入れることができる
エアコンの除湿機能を使う空気中の水分を水滴に変えて空気を乾かす
サーキュレーターや扇風機で空気の流れを作る空気の流れを作ることで部屋の湿度を均一にできる
除湿グッズを使う換気ができない場所でも湿気を取ることができる
家具の配置を工夫する家具とのスキマを開けておくことで空気の流れを作ることができる

湿気が高くジメジメした部屋でも、対策を行うことで快適に過ごすことができます。

換気ができないクローゼットなどは除湿グッズがおすすめ。

炭八は天日干しで吸収率がUPするため買い替えの必要がありません。コスパよく湿気を取りたい人に炭八はおすすめなので検討してみましょう。

グラニーレ編集部

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