部屋がカビ臭い!カビ臭さの対策方法や部屋にカビが発生する原因を紹介!
「なんだかお部屋がカビ臭い…」
「カビ臭さの原因は何?」
「部屋のカビ臭さを何とかしたい…」
このようなことをお考えの方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、正しい方法で対策を行えばお部屋のカビ臭さを除去することが可能です!
本記事では以下についてまとめています。
カビ臭さの対策方法や原因
・カビ臭い部屋の消臭方法
・カビ消臭におすすめのアイテム
・カビ臭くなりやすい場所
・カビ臭さを予防する方法
・カビ臭さの対策におすすめの除湿剤
この記事を読めばカビ臭さの正しい対処法が分かり、お部屋の臭いを的確に除去することができますよ!
カビ臭い部屋の消臭方法
カビ臭い部屋は、どのような方法で消臭を行えばいいのでしょうか?カビ臭い部屋の消臭方法は以下の通りです。
カビ臭い部屋の消臭方法
・換気を行う
・カビ取り剤を使用する
・消毒用エタノールを吹きかける
・消臭剤を使用する
・熱湯をかける
・脱臭機を使用する
ここではそれぞれの方法についてさらに詳しく解説していきます。
換気を行う
カビ臭い部屋の消臭方法1つめには、換気を行うことが挙げられます。なぜなら、換気を行うことでカビ臭い空気を丸ごと入れ替えられるからです。換気を行う回数は1時間に1〜2回、1回の換気は15〜20分を目安に行いましょう。より効率的に換気を行いたい方は、扇風機やサーキュレーターを使って室内の空気を外に送り出すのもおすすめです。
カビ取り剤を使用する
部屋の悪臭を原因から除去したい場合には、カビ取り剤を使用するのがおすすめです。カビ取り剤には燻煙タイプやスプレータイプなどさまざまな種類があります。広範囲のカビにはスプレー・燻煙タイプ、ピンポイントのカビにはジェルタイプなど、カビが発生している場所や範囲に合わせてカビ取り剤を選びましょう。
消毒用アルコールを吹きかける
カビが発生している箇所に消毒用アルコールを吹きかけることも、消臭には効果的です。なぜなら、アルコールはカビの除去に効果的だからです。
安全性の高いアルコールであり、通常70%濃度が用いられる。殺カビ性は極めて強く、 アルコールとカビの接触後僅か15〜 30秒でその効果を認める。エタノールとして40%以上で殺カビ効果が得られる。手指、皮膚の消毒、室内環境、器材などに使用される。
(引用:文化財にみる有害カビ―有害カビの制御― 2. 化学的制御(2)消毒,殺菌剤 1)アルコール系化合物)
70%以上の濃度のアルコールであれば、約30秒ほどでカビを殺菌できるのです。カビが気になる箇所にアルコールを吹きかけたらふきんやティッシュなどで優しくこすり取りましょう。
消臭剤を使用する
部屋全体のカビ臭さが気になる場合には、消臭剤を使用する方法も効果的です。消臭剤にはスプレータイプや置き型タイプなどさまざまな種類があります。また、無香料から香り付きのものもあるため、好みで選ぶのがおすすめです。手軽に、素早く嫌な臭いを除去したい方に最適な方法です。
熱湯をかける
臭いのもとであるカビを除去するためには、カビが発生している箇所に熱湯をかけるのもおすすめです。なぜなら、カビは熱に弱いため加熱処理を行うことで死滅させられるからです。
表3 微生物の生育可能温度領域と最適生育温度
微生物 | 生育可能温度領域 | 生育最適温度 |
---|---|---|
カビ | 0~40度 | 25~28度 |
酵母 | 0~40度 | 27~30度 |
細菌 | 0~90度 | 36~38度 |
子嚢胞子は最も耐熱性が高く、次いで分生子の順となっている。しかし、菌糸は胞子よりも耐熱性が低く、50度でほとんどの菌糸が死滅する。80度において、30分程度の加熱処理によりほとんどのカビが死滅することがわかる。
(引用:文部科学省 カビ対策マニュアル基礎編 カビの生理生態と生育環境)
カビの生育可能温度領域は0~40度のため、熱湯をかけると死滅させられるのです。
脱臭機を使用する
脱臭機を使用すれば、嫌な臭いを的確に消臭できます。部屋全体の強いカビ臭さが気になる場合には脱臭機の使用を検討するのもおすすめです。しかし、脱臭機の使用ではカビ自体を除去することができません。あくまでも臭い対策のアイテムとしての使用が最適です
カビ消臭におすすめのアイテム
カビの消臭には、どのようなアイテムを使用すればいいのでしょうか?カビの消臭におすすめのアイテムは以下の通りです。
カビ消臭におすすめのアイテム
無香空間 | カビホワイトカビ強力除去スプレー | カビキラー強力浸透 | |
価格 | 1070円 | 2911円 | 262円 |
内容量 | 315g | 450ml | 400g |
タイプ | 置くタイプ | スプレータイプ | スプレータイプ |
おすすめの人 | 強い香りが苦手な方 | 手軽にカビを除去したい方 | カビを根元から除去したい方 |
ここではそれぞれのアイテムの特徴について詳しく解説していきます。
消臭剤の強い香りが苦手なら「無香空間」
無香空間は置き型タイプで嫌な臭いを吸い取ってくれる消臭剤です。香りを一切使用しないため、強い香りが苦手な方におすすめです。消臭作用が期待できるアミノ酸系消臭成分が配合されているため、効果的に嫌な臭いを吸い取ってくれます。
手軽にカビを除去するなら「カビホワイトカビ強力除去スプレー」
カビホワイトカビ除去スプレーは、スプレータイプのカビ除去アイテムです。カビの嫌な臭いをもとから消臭したい方におすすめのアイテムです。希釈すれば木材や畳、布団にも使用できます。手軽にカビを除去したい方はぜひチェックしてみてください。
カビの根元に浸透させるなら「カビキラー強力浸透」
カビキラー強力浸透は、スプレータイプのカビ取り剤です。お風呂場が黴臭かったり、黒カビが気になる場合に使用でき、カビの根元までしっかりと浸透します。水場のカビ臭さが気になる方におすすめのアイテムです。
カビ臭くなりやすい場所とは?
室内でも特にカビ臭くなりやすいのはどのような場所なのでしょうか?カビ臭くなりやすい場所は以下の通りです。
カビ臭くなりやすい場所
・お風呂場、脱衣所
・寝室
・和室
・クローゼット、押入れ
・下駄箱、玄関
ここでは、カビ臭くなりやすい場所の詳細や原因について詳しく解説していきます。
お風呂場・脱衣所
室内で特にカビ臭くなりやすい場所の1つめには、お風呂場や浴室、脱衣所が挙げられます。なぜなら、お風呂場や脱衣所にはカビの原因となる湿気が貯まりやすいからです。
一般にカビの発生しやすい資料の場合、温度25度のとき、相対湿度が70パーセントだとカビは数か月で繁殖し、75パーセントを越すとその速度は急激に早まり、90パーセントではわずか2日で目に見える程度まで繁殖するといわれている[Michalski2000]。
(引用:文部科学省 カビ対策マニュアル実践編 1-4 温度・湿度データの記録と解析)
相対湿度とは?
相対湿度は水蒸気量とそのときの気温における飽和水蒸気量との比を百分率で表したもの。
(引用:気象庁 湿度に関する用語)
入浴後などは特に、かなり湿度が高い状況です。皮脂やアカ汚れなどカビの餌となる物も多く付着しているため、お風呂場にはカビが発生しやすいのです。
寝室
寝室でもカビの臭いが気になる場合があります。なぜなら、寝室の布団やマットレスの下には汗が溜まりやすく湿気がこもっているからです。普段はあまり目に入らない箇所にカビが発生しやすいため、気付かないうちにカビの臭いが充満してしまう可能性があります。
和室
カビの臭いが気になりやすい場所3つめには畳のある和室が挙げられます。なぜなら、畳の素材であるイ草が湿気を吸い込みやすい性質だからです。特に新しい畳はたっぷりの湿気を吸い込んでしまいます。畳の下に充満した湿気が原因でカビが発生してしまうため、カビ臭さを感じてしまうのです。
クローゼットや押入れ
クローゼットや押入れなどの閉め切った空間も、カビが発生しやすくなっています。クローゼットや押入れは、日当たりや風通しが悪く湿気がこもってしまうからです。また、生乾きの服などをそのまま収納してしまうとさらにカビの育ちやすい環境となってしまいます。クローゼットや押入れを開けた際にむわっとした臭いを感じる場合にはカビが発生している可能性があります。
下駄箱・玄関
カビの臭いが気になりやすい場所5つめには、下駄箱や玄関が挙げられます。なぜなら、雨や汗が原因で湿っている靴をそのまま放置しやすい場所だからです。また、玄関は日当たりが悪い場合が多く、常にジメジメとした状態となっています。さらにカビの栄養源となる汗などの汚れが靴に付着しているため、カビが発生しやすくなるのです。
カビ臭さを予防する方法は?
カビ臭さはどのような方法で予防できるのでしょうか?カビ臭さを予防する方法は以下の通りです。
カビ臭さを予防する方法
・こまめに換気を行う
・カビ予防グッズを使用する
・除湿剤を使用する
・重曹を使用する
・結露対策を行う
ここではそれぞれの方法について詳しく紹介します。
こまめに換気を行う
カビ臭さを予防する方法の1つめには、こまめに換気を行うことが挙げられます。なぜなら、こまめに換気をすることでカビの原因となる湿気を外に排出できるからです。換気は1時間に1回、5~10分行うのがおすすめです。部屋の広さなどに応じた換気時間は以下の計算式で求められます。ぜひ参考にしてみてください。
建築基準法の定める換気回数の計算方法
必要換気量(㎥/h)= 20 × 居室の床面積(㎡)÷ 1人あたりの占有面積(㎡)
必要換気回数 = 上記で計算した必要換気量(m2/h)÷ 部屋の容積(m3)
(参考:国土交通省 建築基準法施行令第20条の2第2号に基づく)
カビ予防グッズを使用する
カビ臭さを予防するためには、カビの発生を抑えることが大切です。そのため、カビ予防グッズを使用するのがおすすめです。カビ予防グッズはカビを防ぎたい場所ごとにさまざまな種類があります。目的や用途に合わせて最適なカビ予防グッズを選ぶようにしましょう。
除湿剤を使用する
カビ臭さを予防する方法の3つめには、除湿剤を使用することが挙げられます。なぜなら、除湿剤を使用することでカビの原因の1つとなる湿気を除去できるからです。特に湿気が溜まりやすい場所や押入れなどに除湿剤を置くことで、カビが生えにくい環境は作れます。
重曹を使用する
カビ臭さを除去するためには、重曹の使用も効果的です。なぜなら、重曹には嫌な臭いを首都ってくれる効果が期待できるからです。重曹を瓶に入れて不織布で覆っておくだけで消臭剤が完成します。押入れなどカビの臭いが気になる箇所にぜひ試してみてください。
結露対策を行う
カビ臭さの予防方法5つめには、結露対策を行うことが挙げられます。窓の結露対策を行うことで、カビの発生自体を予防できるからです。窓のサッシに貼り付ける結露防止テープや窓ガラス全体に貼る結露防止シールなどの活用がおすすめです。
カビ臭さの対策におすすめの除湿剤
カビ臭さを軽減させるためには、どのような除湿剤を使用すればいいのでしょうか?カビ臭さの対策におすすめの除湿剤は以下の通りです。
カビ臭さにおすすめの除湿剤
炭八 | お部屋の防カビ剤カチッと押すだけ | カビホワイトカビ防止スプレー | バイオでカビ除けくんくつ箱用 | |
価格 | 1848円 | 657円 | 3300円 | 1342円 |
内容量 | 1袋 | 60ml | 450ml | 145g |
タイプ | 置き型タイプ | エアゾールタイプ | スプレータイプ | 置き型タイプ |
使用期限 | 半永久的 | 2カ月 | 約1~2年 | 約3カ月 |
ここではそれぞれの除湿剤の特徴を詳しく解説します。
炭八
調湿はもちろん消臭効果にも優れている炭八は、置いておくだけで湿気や嫌な臭いなどの悩みを解決してくれます。湿度が高いときには湿気を吸収し、室内が乾燥しているときには湿気を放出します。薬剤を使用しておらず炭100%でできているため安心して使用できるのも特徴的です。さらに湿気を吸ったり吐いたりする力が衰えないため、半永久的に使用できます。
お部屋の防カビ剤カチッと押すだけ
お部屋においてカチッと押すだけでカビを予防してくれるアイテムです。エアゾールタイプで煙が出ないため、燻煙タイプの防カビ剤が苦手な方にもおすすめです。2カ月に1回使用するだけでカビを予防できるのが魅力的で、空間中に漂っているカビやウイルスも除去できます。
カビホワイトカビ防止スプレー
カビホワイトカビ防止スプレーは、スプレータイプのカビ防止アイテムです。カビを防ぎたい箇所にスプレーを吹きかけるだけなので、手軽にカビを予防したい方におすすめです。箇所によっては2年以上防カビ効果を発揮してくれるため、高い防カビ効果を感じたい方にも最適です。
バイオでカビ除けくんくつ箱用
靴箱のカビを予防したい方には、バイオでカビ除けくんくつ箱用がおすすめです。自然界から発見された微生物を使用してカビを予防するため、安心して使用できます。小さいので少しの隙間でも置きやすく、靴箱のカビをしっかり予防してくれます。
お部屋のカビ臭さを予防しよう!
今回は、部屋がカビ臭くなる原因やカビ臭さを予防する方法などを紹介しました。お部屋のカビ臭さはさまざまな方法で予防できます。ぜひカビ臭さが気になる部屋ごとに適切な方法で対処をし、カビ臭さのないキレイな空気のお部屋で過ごしてくださいね!
古いお家のカビ臭が気になる場合には、「古い家がカビ臭い?!カビの臭い対策やおすすめのアイテムを紹介!」もチェックしてみてくださいね!
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