Advisor

[監修] 住環境コーディネーター他

花井 千赴

リノベーション・不動産・新築・エクステリアをワンストップで手掛ける
株式会社ユニテ 代表取締役社長

臭いブーツにもう悩まない!知っておきたい原因と効果的な対策

消臭

「ブーツの臭いが取れない」
「大切なブーツを臭いから守りたい」

と、考えている方は多いのではないでしょうか。定期的なケアをすれば、ブーツが臭うのを防げます。

この記事では、ブーツが臭う原因や対策を解説。臭いが付いてしまったブーツを復活させる方法も紹介します。
大事なブーツを臭いから守りましょう。

ブーツの臭いの原因は【雑菌】と【カビ】

ブーツの臭いの原因は主に以下の原因が考えられます。

  • 雑菌
  • カビ

詳しく見ていきましょう。

原因①雑菌

ブーツの酸っぱいようなチーズのような臭いの原因は「雑菌」です。私たちの皮膚表面には、多くの細菌が常在しています。

足の細菌が、汗と皮膚を分解することで雑菌が増殖し不快な臭いとなります。

特にブーツを良く使用する冬場は高温多湿になりやすく、雑菌が増えやすい環境です。足は非常に汗をかきやすい部位であり、1日に200ml(コップ1杯分)の汗をかくことも!

そのため、ブーツの中は湿度や温度を溜め込みやすく、雑菌が増殖しやすい環境となります。

増殖した雑菌がブーツに残ることで、不快な臭いを引き起こすのです。

原因②カビ

ブーツの土っぽいような臭いは「カビ」が原因です。ブーツの湿度と汚れによりカビが繁殖します。

ブーツは足の汗などを吸収し、湿気がこもりやすいです。ブーツ内は湿度60%を超えることが多く、カビが発生し繁殖します。さらに、ブーツには土埃や靴下の繊維くずなど汚れが付着しやすく、カビの栄養源となってしまうのです。

ブーツを通気性の悪い場所に収納していませんか?通気性の悪い靴箱などは、空気の流れが遮断されカビが生えやすい環境が生まれます。

ブーツが湿気を含んだ状態で保管されると、カビの発生が促進されるので注意が必要です。

男性より女性の方がブーツが臭くなりやすい

男性より女性の方がブーツが臭くなりやすい傾向にあります。女性はストッキングを履いてブーツを使用する機会が多いためです。

ストッキングはナイロンで作られていることが多く、汗や水分を吸収しにくい特性を持っています。そのため、ブーツ内が蒸れ、雑菌が増えやすい状況となり、ニオイを悪化させるのです。

さらに、女性の足は男性に比べて指が短く、指同士が密集している方が多いです。そのため、指の間に空気があまり通らず、湿度が高くなりやすい環境になります。

女性はブーツが臭くなりやすいので、適切なケアを行いましょう。

臭いが取れない!臭いブーツを復活させる方法

なかなか臭いが取れないブーツには、以下の方法を試してみましょう。

  • 消臭スプレー
  • 10円玉
  • 重曹
  • アルミホイル
  • 木炭

気軽にできる方法ばかりです。臭いブーツを復活させましょう。

消臭スプレー

消臭スプレーは、ブーツの臭いをすぐに軽減させる効果があります。消臭スプレーをかけるだけなので、出かけるまで時間がないパターンや、外出先でも使え便利です。

消臭スプレーの中には殺菌成分が含まれており、臭いの原因となる雑菌を減少させる効果が期待できます。

しかし、消臭スプレーは即効性がありますが、消臭効果は短時間に留まります。しばらくするとブーツの臭いが気になることが多いため、消臭スプレーは応急処置として使用しましょう。

10円玉

10円玉をブーツの中に入れると、消臭効果が期待できます。目安は片方に10円玉2枚です。枚数を増やすほど効果が期待できるでしょう。

銅からできている10円玉は、殺菌効果がある銅イオンを発生させ、ブーツの臭いの原因となる雑菌の増殖を抑えます。

10円玉からは常に銅イオンが発生しますが、10円玉にブーツの臭いが移ってしまう可能性があるので、定期的に取り替えましょう。

重曹

ツーンとしたブーツの臭いが気になるなら、重曹がおすすめです。重曹をお茶パックなど通気性の良い袋に入れ、ブーツの中に数時間入れましょう。

重曹は弱アルカリ性の性質をもち、消臭・脱臭効果が期待できます。ツーンとした臭いは酸性の性質をもっているため、重曹がおすすめです。また、重曹は湿気を吸収する作用もあるため、湿気が多いブーツの菌の繁殖を抑え、臭いを抑える効果がさらに高まります。

重曹は色移りする心配もなく、大切なブーツにも安心して使えるのでおすすめです。

アルミホイル

臭いが気になるブーツに、ピンポン玉ほどに丸めたアルミホイルを2〜3個ずつ入れましょう。

アルミホイルは金属イオンが発生しています。金属イオンは除菌・抗菌効果が期待され、ブーツの中の雑菌を減少させ、増殖するのを防ぎます。

木炭

臭いが気になるブーツに木炭を入れましょう。

木炭の表面には無数の小さな穴(孔)が空いています。この穴がブーツのいやな臭いを吸着させ、分解します。木炭は酸性やアルカリ性の臭いなど、さまざまな臭いに効果的です。

エコでさまざまな臭いに効果がある木炭ですが、そのまま入れると大切なブーツが汚れてしまいます。

炭八』なら入れるだけ簡単!取り替えの手間がなくお手入れも簡単です。吸湿スピードは備長炭2倍と、ブーツの消臭・除湿が叶います。

ブーツに臭いが付く前に!有効な対策

ブーツは臭いが付く前に、定期的なケアを行うことが大切です。

  • 足を清潔にし、よく洗う
  • 足用の制汗デオドラント剤を使い、汗をブロック
  • 通気性の良い靴下や中敷きを使用する
  • ブーツを履いたあとのケア
  • ブーツの保管方法を見直す

ブーツが臭くなる前にケアを行い、大切なブーツを快適に使用しましょう。

足を清潔にし、よく洗う

まずは、足を清潔に保ち、角質ケアを行いましょう。足を清潔にすれば雑菌の繁殖を抑え、臭いの発生を防げます。

殺菌効果のある石鹸を使用し、足の指の間や爪の周り、足の裏やかかとまでしっかりと洗いましょう。

また、足に古い角質が付着したままでは、雑菌の栄養源になってしまいます。角質ケアグッズやスクラブを使用し、角質ケア後は乾燥を防ぐために必ず保湿クリームを塗りましょう。

足用の制汗デオドラント剤を使い、汗をブロック

ブーツをはく前に足用の制汗デオドラント剤などを使い、汗をかくのを防ぎます。ブーツの中は汗をかきやすく、雑菌が繁殖しやすくなるのを防ぐためです。

足用の制汗デオドラント剤は、足の特性に合わせて作られています。臭いを中和する成分が含まれているものが多く、汗をかいても不快な臭いが発生しにくいのでお出かけ前に使うと良いです。

通気性の良い靴下や中敷きを使用する

ブーツを履くときは、通気性の良い靴下や中敷きを使用しましょう。蒸れや雑菌の繁殖を防ぎ、臭いを抑える効果が期待できます。

通気性の良い靴下は、足の汗を効果的に吸収し湿度を下げ、雑菌の繁殖を抑えます。コットン・ウール・リネンなど天然繊維の靴下は、吸水性と通気性に優れているのでおすすめです。

また、抗菌成分である銀イオンや銅イオン、消臭効果が期待できる炭など含まれている靴下や中敷きも良いでしょう。

ブーツを履くときは、足が蒸れず快適に過ごせる靴下や中敷きを取り入れ、気になる臭いを防ぎましょう。

ブーツを履いたあとは

ブーツの臭くなるのを防ぐには、履いたあとのケアが大切です。履いたあとのブーツは、内部が蒸れ雑菌が繁殖しやすい状態。ブーツを履いたあとのケアを紹介します。

  • アルコールで除菌:市販の消臭スプレーを吹きかけるか、消毒用エタノール(アルコール)をキッチンペーパーなどに吹きかけてブーツの内部を軽く拭く。
  • ドライヤーで乾かす:インソール部分に直接ドライヤーの風を充てる。2~3分が目安。
  • 新聞紙を入れる:新聞紙を丸めて入れる。新聞紙は吸水性の高く、ブーツの湿気を取り除く
  • 除湿剤や木炭を使う:消臭効果と除湿効果両方が期待できる木炭がおすすめ。

ブーツを履いたあとは、ケアをしてから保管しましょう。

ブーツの保管方法を見直す

ブーツを履いたあとのケアをしっかり行っても、湿気の多い場所や日光の当たらない場所で保管をしてしまうと、カビや臭いの原因になります。
ブーツの保管場所が密閉された空間だと、空気の流れが遮断され、カビや臭いが発生しやすくなるのです。

ブーツは湿気の影響を受けにくい下駄箱の高い位置に収納しましょう。
できれば、ブーツは靴箱の中に保管するのではなく、適度にスペースを空けてシューズボックスや下駄箱で保管するのがおすすめです。ブーツ専用の収納ボックスは通気口があるものが多く、湿気がこもりにくいものもあります。

また、ブーツの型が崩れてしまうと湿気がこもり通気性が悪くなる可能性が。ブーツキーパーを使用し型崩れを防ぎます。

保管方法を見直し、湿気からブーツを守り臭いが付くのを防ぎましょう。

炭八』はサイズも充実!長いブーツにも入れやすいロングタイプや、下駄箱やシューズボックスでも場所をとらない小袋サイズもあります。
取り替え不要で半永久的に使える除湿剤。下駄箱だけでなく、用途に合わせてさまざまな場所で使える『炭八』で快適にブーツを保管しましょう。

まとめ

ブーツが臭う原因や対策を解説しました。
ブーツが臭い原因は「雑菌」と「カビ」です。以下の方法でブーツの臭いを取りましょう。

  • 消臭スプレー
  • 10円玉
  • 重曹
  • アルミホイル
  • 木炭

ブーツに臭いが付く前に、定期的なケアを行うことが大切です。

  • 足を清潔にし、よく洗う
  • 足用の制汗デオドラント剤を使い、汗をブロック
  • 通気性の良い靴下や中敷きを使用する
  • ブーツを履いたあとのケア
  • ブーツの保管方法を見直す

特に、使用したあとのブーツは、内部が蒸れ雑菌が繁殖しやすく履いたあとのケアが大事です。

  • アルコールで除菌
  • ドライヤーで乾かす
  • 新聞紙を入れる
  • 除湿剤や木炭を使い除湿する

に臭いが気になるブーツの消臭・除湿できるのが『炭八』です。
置くだけで湿度と臭いを吸収!炭八を下駄箱に入れれば、気になる臭いが「90%」減少したという実験結果が報告されています。

乾かすだけで繰り返し半永久的に使える『炭八』で、大事なブーツを守りましょう。

グラニーレ編集部

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