クローゼットにカビが?!手軽にできるカビ対策やカビが生える原因を紹介!
「クローゼットの中にカビが発生してしまった…」
「クローゼットのカビ対策を知りたい」
このようなことをお考えの方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、クローゼットのカビは手軽な方法で予防することが可能です!
本記事では以下について解説しています。
- クローゼットのカビを予防する7つの方法
- クローゼットにカビが発生する原因
- クローゼットに発生したカビの除去方法
この記事を読めばカビの対策から除去方法まで分かり、カビのないきれいなクローゼットが保てるようになりますよ!
クローゼットのカビを手軽に予防する方法は?
クローゼットのカビはどのような方法で予防できるのでしょうか?クローゼットのカビを手軽に予防する方法は以下の通りです。
- クローゼットに入れる衣類の量を減らす
- こまめに換気を行う
- しっかりと衣類を乾かしてから収納する
- 乾燥剤や除湿剤を使用する
- 防カビ剤を使用する
ここではそれぞれの予防方法についてさらに詳しく解説していきます。
クローゼットに入れる衣類の量を減らす
クローゼットに大量の衣類や布団を入れすぎてしまうと、カビが発生しやすくなります。なぜなら、たくさんの衣類が収納されすぎることで風の通りが悪くなり、クローゼット内に湿気が充満しやすくなるからです。文部科学省が出しているカビ対策マニュアルでは相対湿度が75%を超えるとかなりカビが発生しやすくなると記載されています。
一般にカビの発生しやすい資料の場合、温度25度のとき、相対湿度が70パーセントだとカビは数か月で繁殖し、75パーセントを越すとその速度は急激に早まり、90パーセントではわずか2日で目に見える程度まで繁殖するといわれている[Michalski2000]。
できるだけ湿気をこもらせないようにするためにも、余裕を持って衣類や布団を収納することが大切です。
こまめに換気を行う
クローゼットのカビを防ぐためには、こまめに換気を行うのがおすすめです。なぜなら、換気をすることでクローゼット内の空気を入れ替えたり内部を乾燥させたりすることができるためです。厚生労働省健康局がん対策・健康増進課地域保健室が出している応急仮設住宅生活における真菌(カビ)及びダニ対策について(依頼)でも、押入れの中にできるだけ風を送り込むようにするべきだと記載されています。1時間に1~2回、10分程度を目安に換気を行い風通しをよくすると、湿度が低くなりカビを予防できるのです。
しっかりと衣類を乾かしてから収納する
衣類をしっかりと乾かしてから収納することも、クローゼットのカビ予防に繋がります。生乾きの衣類をそのまま収納してしまうと、クローゼット内に湿気がこもりやすくなってしまいます。衣類はきちんと乾かしてからクローゼットに収納しましょう。
乾燥剤や除湿剤を使用する
クローゼットのカビを防ぐためには、乾燥剤や除湿剤を使用するのも効果的です。なぜなら、乾燥剤や除湿剤を使用すればカビの原因となる湿気を吸収できるからです。置いておくだけで手軽にカビ対策ができるため、簡単な方法でカビを予防したいと考えている方にも最適です。
クローゼットのカビの予防グッズおすすめ7選
クローゼットのカビはさまざまなカビ予防アイテムを使用することで防止できます。クローゼットのカビ予防アイテムは大きく分けて以下の2種類があります。
- 乾燥剤・除湿剤・調湿材
- 防カビ剤
ここではおすすめのカビ予防アイテムをそれぞれ紹介します。
おすすめの乾燥・除湿・調湿剤
クローゼットのカビにはどのような乾燥剤や調湿材が適しているのでしょうか?おすすめの乾燥剤・除湿剤は以下の通りです。
cararino 除湿剤 | フマキラー 激乾 洋服ダンス用 | エステードライペット クローゼット用 | 炭八押入れ用 | |
価格 | 10パック1,980円 | 4パック1,260円 | 2個950円 | 1袋1260円 |
効果持続期間 | 約2~4カ月 | 約1~2カ月 | 約1~2カ月 | 半永久的 |
タイプ | 吊り下げ式 | 吊り下げ式 | 吊り下げ式 | 置くタイプ |
おすすめ除湿剤①cararino 除湿剤
cararinoは、クローゼット内に吊り下げて使用できる除湿剤です。1袋あたり400~420mlの除湿ができるため、たっぷりの水分を吸い取ってくれます。2~4カ月使用でき、除湿力や残量が一目で分かるのもうれしいポイントです。
おすすめ除湿剤➁フマキラー 激乾 洋服ダンス用
フマキラーから販売されている洋服ダンス専用の除湿剤です。吸い込んだ水分をゼリー状に変化させるため、水をこぼす手間がなくそのまま処分することができます。スリムなサイズなので、小さめのクローゼットに使用したい方におすすめです。
おすすめ除湿剤③エステードライペット クローゼット用
除湿はもちろん消臭効果も期待できる除湿剤です。吸収した湿気で薬剤がゼリー状に変化するので効果が一目で分かります。クローゼット内の湿気に加えて嫌な臭いも気になるという方におすすめの除湿剤です。
おすすめ調湿材④炭八押入れ用
炭八は炭素率が93%でできている調湿材で、半永久的に使用できるのが特徴的です。押入れ用の炭八は細長い形が特徴的で、クローゼットの隙間にも入ります。空気を清浄化し、嫌な臭いも吸着してくれます。
防カビ剤を使用する
クローゼットのカビを予防するためには防カビ剤の使用がおすすめです。なぜなら、防カビ剤を使用することで的確にカビの予防が期待できるからです。防カビ剤にはスプレータイプや燻煙タイプなどさまざまな種類があります。
おすすめの防カビ剤
クローゼットのカビにはどのような乾燥剤や調湿材が適しているのでしょうか?おすすめの防カビ剤は以下の通りです。
アース製薬 お部屋の防カビ剤カチッと押すだけ | 高森コーキ 防カビスプレー | 純閃堂 防カビ侍 | |
価格 | 2個2,661円 | 3個2,650円 | 1,980円 |
効果持続期間 | 約2カ月 | 約1カ月 | 約1年 |
タイプ | エアゾールタイプ | スプレータイプ | スプレータイプ |
おすすめ防カビ剤①アース製薬 お部屋の防カビ剤カチッと押すだけ
押すだけで簡単にカビ防止効果が期待できるエアゾールタイプの防カビ剤です。お部屋丸ごとに使用できるため、クローゼットを開けた状態で部屋全体に使います。煙が出ないタイプのため、お部屋が煙臭くなるのも防げます。
おすすめ防カビ剤➁高森コーキ 防カビスプレー
カビを予防したい箇所にスプレーするだけで簡単にカビが予防できるアイテムです。月に1回スプレーするだけなので、手軽にカビを予防したい方におすすめです。天然成分100パーセントでできているため、安心して使用することができます。
おすすめ防カビ剤③純閃堂 防カビ侍
防カビ侍は、スプレータイプの防カビ剤です。約1年ほど防カビ効果が期待でき、吹きかけるだけで手軽にカビが予防できます。非塩素系の防カビ剤なので木材にも安心して使用できるのも魅力的です。
なぜクローゼットにカビが発生する?
どうしてクローゼットにはカビが発生しやすいのでしょうか?クローゼットにカビが発生する原因は以下の通りです。
- 湿気がこもりやすい
- ホコリなどの汚れが溜まりやすい
ここではそれぞれの原因について詳しく解説していきます。
湿気がこもりやすい
クローゼットにカビが発生する原因の1つめには、湿気がこもりやすいことが挙げられます。なぜなら、普段から閉め切っていることが多いクローゼットに大量の衣類や布団が収納されることで、湿気の逃げ道が無くなってしまうからです。文部科学省が出しているカビ対策マニュアルでも、カビの発生には湿度が大きく関係していることが記載されています。クローゼットには自然と湿気がこもりやすいため、カビが発生してしまうのです。
ホコリなどの汚れが溜まりやすい
クローゼットにカビが発生する原因には、ホコリなどの汚れが溜まりやすいことも関係しています。カビ対策マニュアルには以下のように記載されています。
ガラスや陶器など、カビの栄養源とならないような材質であっても、手の汚れやホコリがついていれば、そこからカビが発生することがある。カビであるかどうかを、資料の材質から判断することはできない。
カビが発生しにくい材質であっても、手の汚れやホコリが付着していることでカビが発生しやすくなります。普段あまり掃除をしない押入れにはたくさんの汚れが溜まっているため、カビが発生しやすくなるのです。
衣類・布団に皮脂汚れが付着している
クローゼットにカビが発生する原因3つめには、クローゼットに収納している衣類や布団に皮脂や汗汚れなどが付着していることが挙げられます。なぜなら、皮脂汚れや汗などがカビの餌となるからです。収納している衣類に汚れが付着していると、クローゼット全体がカビだらけになる恐れがあります。
クローゼットに発生したカビの除去方法
クローゼットにカビが発生した場合にはどのような方法で除去すればいいのでしょうか?カビの除去方法は以下の通りです。
①クローゼット内の衣類や布団を全て取り出す
➁ホコリなどの汚れを拭き取る
③カビが気になる部分にアルコールを吹きかける
④アルコールをかけた場所を拭き取る
⑤強力なカビにはカビ取り剤や塩素系漂白剤を使用する
ここではクローゼットに発生したカビの除去方法を詳しく解説していきます。
①クローゼット内の衣類や布団を全て取り出す
クローゼットのカビを除去するためには、まずはクローゼット内に収納してある衣類や布団を全て取り出します。衣類や布団を入れたままカビ除去を行うと、カビ取り剤で衣類の変色が起こったり隅に生えているカビを見落としたりする可能性があります。
➁ホコリなどの汚れを拭き取る
クローゼット内の衣類を全て出し終えたら、ホコリなどの汚れをきれいに拭き取ります。汚れをそのままにしておくとさらにカビが発生しやすい環境になってしまうため、掃除機や雑巾を使用して隅々まできれいに掃除しましょう。
③カビが気になる部分にアルコールを吹きかける
ホコリなどの汚れを除去できたら、カビが生えている部分にアルコールを吹きかけます。カビの内部までアルコールが浸透するようにたっぷり使用しましょう。
④アルコールをかけた場所を拭き取る
カビが生えている部分にしっかりとアルコールが浸透したら、軽く濡らした雑巾で優しく拭き取ります。カビの黒い色が完全に無くなるまで丁寧に拭き取りましょう。雑巾では取りにくい隅に生えたカビなどは、アルコールを吹きかけたら歯ブラシなどで優しくこすり取ります。
⑤強力なカビにはカビ取り剤や塩素系漂白剤を使用する
アルコールを使用しても落ちない強力なカビには、塩素系漂白剤を使用します。塩素系漂白剤をお湯で薄めて雑巾に染み込ませ、カビが気になる部分を優しく拭き取ります。一度にたくさんの漂白剤をつけると色落ちする危険があるため、様子を見ながら少しずつ使用しましょう。
なかなか落ちないカビや衣類のカビは業者に依頼するのがおすすめ
上記の方法でも落ちない強力なカビや、繊細な素材でできている衣類にカビが繁殖してしまった場合には、カビ取りの専門業者に依頼をするのがおすすめです。なかなか落ちない頑固なカビを無理やりこすって落とそうとすると、クローゼットの床や壁を傷めてしまいます。また、カビだらけの衣類もなかなかきれいにならない可能性があります。自力でのカビ除去が難しい場合には、カビ取り業者に依頼しましょう。
押入れの調湿には「炭八」がおすすめ!
押入れの調湿には、「炭八」の使用がおすすめです。炭八は湿気を取り込む孔が大きい針葉樹から作られた調湿材で、備長炭の2倍の吸放湿スピードを誇ります。呼吸を続ける調湿木炭のため半永久的に使用でき、嫌な臭いを吸着する効果も期待できる優れものです。置いておくだけで簡単に調湿できるので、手軽にカビを予防したい方に最適なアイテムです。
クローゼットから発生する嫌な臭いが気になる方は「クローゼットが臭い?!クローゼットの消臭におすすめの方法や臭いが発生する原因を解説!」もチェックしてみてくださいね!
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